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『ストリートファイター6』テリー・ボガードの使いかたと対策


作成日 2024 年 12 月 23 日

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重要なポイント

『ストリートファイター6』にゲスト参戦したテリー・ボガードは、多彩な突進技を持つ攻撃的なキャラクター。高速突進技の"バーンナックル"は攻めの起点となり、空中制圧力が高い"クラックシュート"はローリスク、発生が遅いがハイリターンな技"ラウンドウェイブ"は画面端の連携に強力だ。

『ストリートファイター6』(以下、『スト6』)のキャラクター、テリー・ボガード(以下、テリー)は、多彩な必殺技を持っており、なかでも"バーンナックル"に代表されるような突進技で相手を画面端へと追い詰めていく戦いかたを得意とするキャラクターだ。

本記事では、テリーの必殺技の詳しい性能と、テリーを相手にするうえでの基本的な対策について解説していく。


メモ
テリー・ボガードは格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに登場するキャラクターで、『スト6』の追加キャラクターとして2024年9月24日にゲスト参戦した。腕を磨くために世界中を旅する、陽気で気さくな格闘家である。

①攻めの起点にもなる高速突進技"バーンナックル"

『ストリートファイター6』のキャラクター、テリー・ボガードがバーンナックルをくり出す様子を示した画像。

©CAPCOM

必殺技"バーンナックル"は、強度によってリーチが変わる突進攻撃。とくに"中"攻撃版は攻撃判定の発生が速く、相手側が予備動作を見てから反応してガードするのは非常に困難だ。

テリーを操作する場合、前進してくる相手を押し返すために使ったり、相手が牽制として技を振ったタイミングに噛み合わせる形でヒットさせたり、といった用途が考えられる。

さらに突進移動の終わり際の部分(突進リーチの先端部分)を相手にガードさせた場合、テリーが先に動ける(有利な)状況となり強力。一気に距離を詰めたうえで、さらにテリー側が攻め込むチャンスとなる。


メモ
『スト6』では相手の通常技や必殺技などをガードした場合、両者にガード硬直(身動きのとれない時間)が生じ、かつ大多数の技はガードした側が先に動き出せる仕様になっている。例外的に相手にガードされたとしても技を使用した側が先に動き出せる技が存在し、テリーの"バーンナックル"を突進リーチの先端部分でガードさせた状況はそれに該当する。

相手より先に動き出せる=相手に対し攻め込む(攻めを継続する)チャンスとなるので、このような状況を格闘ゲームジャンルでは一般的に"有利"と表現する。

例)
・相手が放ったしゃがみ中キックをガードできたので、いまは自分が有利(相手が不利)な状況だ。
・テリーの立ち強パンチは相手にガードされてもテリー側が有利となる性能なので、立ち強パンチをガードさせたうえで攻めを継続した。

【"バーンナックル"の対策】:垂直ジャンプや歩きガードで抑制!

『ストリートファイター6』のキャラクター、テリー・ボガードのバーンナックルには垂直ジャンプを合わせることが有効な対策になることを示した画像。

©CAPCOM

もっとも簡単な対策は、テリー側が"中"攻撃版"バーンナックル"を打ちたくなる距離(試合開幕時くらいの距離)で、垂直ジャンプを見せておくこと。タイミングが噛み合えば突進を垂直ジャンプでかわした後、着地際にジャンプ攻撃始動のコンボを叩き込むことで大ダメージを奪える。

また中距離で、"前進を一瞬見せてから即座にしゃがみガード"という動作をくり返すのもオススメ。"中"攻撃版"バーンナックル"の突進リーチの先端部分をガードさせることを狙っているテリー側の目測を惑わすことができる。運よくリーチ先端よりも近い距離でガードできた際は、弱攻撃からのコンボで反撃を入れよう。

②空中制圧力の高いローリスクな突進技"クラックシュート"

『ストリートファイター6』のキャラクター、テリー・ボガードがクラックシュートをくり出す様子を示した画像。

©CAPCOM

必殺技"クラックシュート"はテリーが空中を前進しつつ、かかと落としをくり出す突進技。テリーが空中を突進しているあいだは打点の低い攻撃をかわすことができ、相手の"弱"や"中"のしゃがみ攻撃を飛び越して一方的にダメージを与えられることが多い。

"バーンナックル"と比べて上空方向への攻撃判定が大きめに設定されており、タイミング次第で前ジャンプや垂直ジャンプ中の相手を叩き落とすことがある。

また"バーンナックル"が近距離でガードされると相手の反撃が確定する程度の大きな隙が生じるのに対し、"クラックシュート"はガードされても相手との距離にかかわらずテリー側がわずかに不利になるだけなので、比較的ローリスクに相手に接近できる手段として活用できる。


メモ
技によっては相手にガードされた場合に自分が大幅不利な状況となり、相手の反撃行動へのガードが間に合わない(反撃が確定する)ほどの隙をさらしてしまうことがある。わずかに不利となるだけなら、相手に攻め込むチャンスを与えてしまうものの反撃を食らうリスクは低い。

【"クラックシュート"】の対策:ガード後に最速行動を心がけよう!

『ストリートファイター6』のキャラクター、テリー・ボガードのクラックシュートをガードしている画像。

©CAPCOM

"バーンナックル"の対策と同様、"前進を一瞬見せてから即座にしゃがみガード"は比較的有効。"バーンナックル"とは違い、"クラックシュート"をガードした場合はガードした側が必ず有利な状況となるので、ガード直後に弱攻撃を打ち返すことでテリーの強引な攻めを抑制しよう。

一方、"クラックシュート"が当たってしまった場合はテリー側が有利な状況に。ここでガード時と同じように弱攻撃を打ち返そうとすると攻撃発生まえに潰されてしまい、余計な被ダメージが増えることにもつながりかねないので注意が必要だ。

③発生は遅いがハイリターンな"ラウンドウェイブ"

『ストリートファイター6』のキャラクター、テリー・ボガードがラウンドウェイブをくり出す様子を示した画像。

©CAPCOM

"ラウンドウェイブ"は前方近距離に衝撃波を放つ必殺技。発生はかなり遅めだが、相手にヒットないしガードさせた際はテリー側が大幅に有利な状況となる。

おもに画面端付近でのコンボ中継用の技として強力なほか、割り込まれる隙が生じることを承知で通常技からキャンセルして放ち、相手の行動を制限しつつ攻めを継続するといった使いみちがある。

【"ラウンドウェイブ"の対策】:ドライブ行動や無敵技で切り返そう!

『ストリートファイター6』のキャラクター、テリー・ボガードのラウンドウェイブを絡めた連携に対してドライブインパクトで割り込んでいる画像。

©CAPCOM

テリーが通常技を相手にガードさせた後にキャンセルして"ラウンドウェイブ"を放とうとした場合、ガードした側は発生の速い"弱"・"中"の通常技などで割り込むことが可能。完全に読めているならばドライブインパクトで"ラウンドウェイブ"を受け止めたり、OD(オーバードライブ)昇竜拳や各種SA(スーパーアーツ)のような無敵時間の存在する技で切り返したりするのがおすすめだ。

また画面端付近にて、通常技(ガード)→"ラウンドウェイブ"の連携で攻められた場合は、隙間に合わせて前ジャンプし、画面端からの脱出を試みるのも有効。

なお、ジャストパリィで受け止めた際は他の打撃技を受け止めたときと同様に暗転&時間停止演出が発生するため、簡単に反撃できる。難度は高いがジャストパリィを狙ってみてもいいだろう。