
重要なポイント
『マインクラフト』の金床は、装備へのエンチャント付与や修理・合成ができるほか、装備やモブ(村人や動物など)に名前を付けることが可能です。作成するには、鉄ブロック3個と鉄インゴット4個が必要で特定の配置のみでクラフトすることができます。
『マインクラフト』(以下、『マイクラ』)の金床(かなどこ)は、装備にエンチャントを付与したり道具や村人などに名前を付けたりとさまざまな使い道があるブロックです。本記事では、金床の作りかたと使いかたを分かりやすく解説します。
金床の作りかた

金床の作成には、たくさんの鉄インゴットを使います。
金床を作るには、鉄ブロック3個と鉄インゴット4個が必要。クラフトレシピは以下の表を参考にしてください。
ブロックの種類 | 必要な素材 | クラフトレシピ |
金床 | 鉄ブロック3個+鉄インゴット4個 | 上段に鉄ブロックを3個置き、中段・中央に鉄インゴット1個、下段に3個配置する |
各素材をバラバラに配置すると作成できませんので、必ずクラフトレシピを参考に並べましょう。
金床はツルハシで壊したときのみ、アイテムブロックとして回収できます。木や石などツルハシの種類は何でも大丈夫なので、回収する際はツルハシを使うようにしましょう。
鉄インゴットは、"鉄の原石"をかまど(あるいは溶鉱炉)で焼いたアイテムのこと。鉄の原石は、高い山や洞窟内などにある鉄鉱石あるいは深層鉄鉱石ブロックを壊すことで入手できます。
鉄ブロックは、鉄インゴット9個を作業台でクラフトすることで1個作成可能です。
金床を入手できる場所
金床は作業台で作成できるほかに、森の洋館のなかから入手することもできます。
・森の洋館のなかに自然生成される
森の洋館とは、木が生い茂っている森のなかに生成される大きな構造物です。森の洋館にある部屋のなかに金床が自然生成されます。

左から"金床"、"欠けた金床"、"壊れた金床"。
金床は1回使用するごとに12パーセントの確率で損傷してしまいます。1回目の損傷で"欠けた金床"、2回目で"壊れた金床"となり、3回目に損傷すると完全に壊れて消滅します。
平均で25回使用でき、壊れたときは修理不可能なので新たに作成するしか方法はありません。なお、損傷は金床の機能に影響せず、見た目にヒビが入るだけです。
バージョンによって金床の名称が異なる場合があります。
金床の使いかた
金床の使い道は、装備にエンチャントを付与する、装備を修理する、名札や道具に名前を付けるなどがあります。それぞれの使いかたを紹介します。
①エンチャントを付与する


エンチャントとは、武器や防具に特殊な効果を付与できる仕組みです。エンチャントすることで敵に与えるダメージ量が増えたり道具が壊れにくくなったりとアイテムをより強力なものにアップグレードできます。
金床でエンチャントをするには、効果を付けたい武器(または防具)と"エンチャントの本"が必要です。金床にそれぞれの素材を配置し、経験値を消費してエンチャントを付与できます。上の画像(2枚目)を例に解説すると、ダイヤモンドのツルハシを壊れにくくしたい場合、ダイヤモンドのツルハシと"耐久力"が付いたエンチャントの本を金床に配置すると"耐久力"の効果が付いたダイヤモンドのツルハシが出来上がります。
エンチャントの本とは、エンチャントが付与された本のこと。金床でアイテムにエンチャントを付けたいときに使うアイテムです。エンチャントテーブルに本とラピスラズリ鉱石をセットすることでエンチャントの本を作れるほか、村人の取引やチェストの戦利品としても入手が可能です。
上の画像の"エンチャントのコスト"が赤文字になっているときは、経験値が不足しているためエンチャントできません。経験値は敵を倒したり鉱石を採掘したりすることで入手できるので、探索しながら溜めておくことをオススメします。なお、修理や合成するときもコストが不足していると金床を使用できないことを覚えておきましょう。
②装備を修理する
金床は装備の原材料と経験値を消費することで、装備の耐久力を回復させることができます。以下に、各装備に必要な原材料をまとめてみました。
修理したい装備 | 修理に必要な素材 |
木の装備 | 木の板材 |
石の装備 | 丸石 |
鉄の装備 | 鉄インゴット |
金の装備 | 金インゴット |
ダイヤモンドの装備 | ダイヤモンド |
ネザライトの装備 | ネザライトインゴット |
上記の表以外に、はさみも修理可能です。必要な素材は原材料となる鉄インゴットです。
③装備を合成する
金床に同じ装備・道具同士を配置して合成することも可能。合成すると、装備の修理だけでなく、エンチャントの効果もひとつにまとめられます。
上の画像を例に解説します。 "幸運"と"耐久力"が付いたそれぞれのダイヤモンドのツルハシを金床で合成すると、ふたつのエンチャントがひとつにまとまります。たとえば、チェストの戦利品として入手したエンチャント付きの装備をひとつの装備にまとめたいときなどに便利です。
同じアイテムを金床で繰り返し修理(または合成)すると、必要な経験値のコストが上がっていきます。はじめは3や4だったのが、繰り返し使用すると最大39まで上昇。それ以上は修理や合成ができなくなるためご注意ください。
④装備に名前をつける
道具や装備に、好みの名前を付けられます。名前の付けかたは、装備を配置して"修繕・名付け"の欄にワードを入力するだけです。
名前の変更による性能の変化はないですが、好きな名前にすることで道具に愛着が湧く、アイテムがどんな効果を持っているのかが分かりやすくなるといったメリットがあります。 "鉱石用のツルハシ"や"整地用のシャベル"など目的に応じた名前にしておくと、持ち物のなかからアイテムを探しやすくなるのでオススメです。
⑤名札に名前をつける


名札を使って村人や動物、ゾンビなどに名前を付けることができます。エンダードラゴンとプレイヤー以外のすべてのモブに付けられるので、好きな名前を付けてみましょう。
名札に名前を付けるやりかたは、金床に名札を設置して任意のワードを入力するだけ。あとは、名札をモブに対して使用するとモブの上に名前が表示されます。名前を付けると、デスポーンしなくなる(自動で消えなくなる)メリットがあるので、消えてほしくない動物や敵がいたら名前を付けておくといいですよ。