『エルデンリング』のダウンロードコンテンツ(以下、DLC)『SHADOW OF THE ERDTREE』では、新エリアや追加シナリオをはじめ、武器や装備など数多くの要素が実装された。
さらにDLCでは、本作初となる武器種"軽大剣"も登場。DLCの序盤で、この"軽大剣"に分類された武器"レディソード"を手に入れることができるので、開始早々に新たな武器種の使い心地を試すことが可能だ。
本記事では、"レディソード"の入手場所に加えて、"軽大剣"独自の仕様について解説するので、DLCの要素を活用した装備構成を考えるときに役立ててほしい。
"レディソード"の入手場所
"レディソード"は、DLCエリア"影の地"において、玄関口のような役割を果たす"墓地平原"の北東に位置する、祝福"城砦正面"付近で手に入る。
"墓地平原"から"城砦正面"までの道のりは、障害物がほとんどないうえに無条件で進めるので、任意のタイミングで"レディソード"を回収できる。
また、"レディソード"を拾うために必要な条件もとくになく、迷う要素もないので、"城砦正面"にたどり着けば"レディソード"を手に入れたも同然だ。
"城砦正面"から北側の橋を渡り、すぐ左手にある高所へと登っていけば、"レディソード"が納められた宝箱と対面できる。
"レディソード"の特徴
"レディソード"は、DLCから登場した新武器種"軽大剣"に分類される特殊な武器だ。
レディソード
軽大剣
標準/刺突
貫通突き
消費FP:9(-/-)
重量:6.5
攻撃モーションが既存の"大剣"や"特大剣"とはまったく異なり、"軽"と付いていることからもわかるように、長い刀身や攻撃範囲の広さを持つにもかかわらず、非常にすばやい動きで武器を振るうことが可能だ。
なお"軽大剣"の武器は、DLCエリアでほかにも入手できるが、どれも固有の戦技を持っているせいで、"戦灰"と戦技の変更ができない。
一方、"レディソード"は自由に戦灰を付け替えられるので、戦技が変更できる唯一の"軽大剣"として、どんな装備構成でも活用しやすいという圧倒的な強みを持っている。
"レディソード"の活用方法
"レディソード"は、戦灰を付け替えて自由に戦技を変更可能なため、機動力に特化した装備構成から耐久力を重視したステータスでの運用まで、あらゆる局面で活用できる。
そのなかでも、武器種が"軽大剣"であることや、すばやい攻撃モーションといった"レディソード"独自の強みに重点を置いた使い方を下記で解説する。
①"軽大剣"専用の戦灰"片翼の構え"を付ける
DLCでは、"軽大剣"という武器種のみならず、"軽大剣"専用の戦灰"片翼の構え"が登場した。
片翼の構え
武器を右側に構え、その姿勢から派生攻撃を放つ
構え後、通常攻撃を入力すると高速の三連撃に
強攻撃を入力すると跳躍を伴う突きに派生する
使用条件
軽大剣に使用できる
"片翼の構え"を手に入れるには、"レディソード"を獲得した"城砦正面"周辺から少し先に進んだ"城主の間"へと向かう必要がある。
"城主の間"までの道のりにおいては、それなりに多くの雑魚敵が立ちはだかる反面、"城砦正面"から続く順路をたどるだけで、とくに迷うことなく到着できる。
"城主の間"がある小部屋には、東側に屋外への出入り口がある。そして、そのすぐ先に立つ小さな塔の屋上で"片翼の構え"を獲得できる。
"レディソード"に比べると、若干の探索が必要な場所ではあるものの、"城主の間"から塔の屋上までは、30秒もかからずにたどり着くことが可能だ。
"城主の間"の東側に出ると、先に進む道はないように見えるが、右手の城壁外に落下すれば、塔まで簡単に進める。
"片翼の構え"を発動すると、プレイヤーキャラクターが武器を右手側に構え、追加で通常攻撃を入力するか、強攻撃を入力するかで、別々の攻撃を繰り出せる。
通常攻撃を入力した場合は、すばやい三連斬りを放ち、強攻撃を入力した場合は、その場で跳躍してから前方への突進とともに突きを繰り出す。
どちらも攻撃モーションが優秀かつ威力十分。さらに、戦技の構え状態から派生する攻撃なので、1.14アップデート"で上方修正を受けた"レラーナのカメオ"による攻撃力アップ効果が適用される。
"レラーナのカメオ"を装備して、攻撃力アップ効果を加えた"片翼の構え"の強攻撃派生は、DLCの終盤でも通用する大ダメージを叩き出すことが可能だ。
②"軽大剣"の二刀流で手数を活かす
"軽大剣"は、流れるような連続攻撃が特徴的な武器種で、強攻撃を入力すると、1度の入力で2回の攻撃モーションが発生する。加えて、通常攻撃も振りが速いので、手数の多さで攻めやすい武器だ。
また、"軽大剣"を二刀流で装備した場合は、さらに手数が増加し、独自の攻撃モーションを使うことが可能となる。
ジャンプ中に、"軽大剣"の二刀流攻撃を入力すれば、1度の入力で三連斬りが発生。振りの速さや攻撃範囲の広さも非常に優秀で、唯一無二といっても過言ではない攻撃モーションを繰り出せる。
たとえば、先述した"片翼の構え"で繰り出す三連斬りは、戦技としてFPを消費し、なおかつ構え状態(構え中はゆっくりとしか動けない)を経由して、ようやく3回の連続攻撃を使えるようになる。
その一方で、"軽大剣"のジャンプ二刀流攻撃は、FPを消費しないどころか、ジャンプで敵との距離を調整できる機動力も確保しつつ、振りが速い三連斬りを繰り出せるので、それらの面では"片翼の構え"をはるかに凌駕した強みを発揮できる。
また、ローリング回避中に二刀流攻撃を入力すれば、"軽大剣"独自のすばやいニ連斬りが発生。振りの速さもさることながら、圧倒的に広い攻撃範囲を誇るので、ヒット&アウェイに徹するときも非常に強力。
とはいえ、"レラーナのカメオ"の攻撃力アップ効果を適用した"片翼の構え"の強攻撃派生による一撃には、ほかの使いかたでは得難い魅力が詰まっている。
つまり"レディソード"は、一撃の威力を重視したいときには戦灰"片翼の構え"や"レラーナのカメオ"を装備し、機動力や手数を重視したいときには"軽大剣"二刀流で戦う、といった正反対の強みを両立可能な武器だと言えるだろう。