重要なポイント
ゲーム機には隠されたイースターエッグや隠し要素が存在する。これらは、通常の操作では見つけにくく、知っていると自慢できる雑学です。
テレビゲームにおける"イースターエッグ"とは、開発者たちがこっそりと隠した、本来の目的や機能とはまったく関係のないいわゆる"おまけ要素"や"お遊び要素"のこと。
これは、キリスト教の復活祭の際、カラフルに装飾した卵(イースターエッグ)をあちこちに隠して子どもたちに探させるエッグハントという遊びにちなんで、そう呼ばれている。
そんな、"(ゲームの)イースターエッグ"のほとんどは通常の操作では出現しないようになっており、発見するのはとても困難である。
以下の"イースターエッグ"(や隠し要素)のうち、あなたはいくつご存じだろうか?
Nintendo Switch:画面ロック解除時の音が変わる
画面ロック機能がオンになっているNintendo Switchは、同じボタンを3回押さないとHOMEメニューに戻ることができない。
このときAボタン3回押すと「カチッ、カチッ、カチッ」という音が鳴るが、違うボタンを押してみよう。
Joy-ConのRスティック押し込み、Lスティック押し込み、ZRボタン、ZLボタンでそれぞれ音が異なるはずだ。
ちなみに、物理ボタンではなく、タッチスクリーン(中央のHOMEメニューのマーク)を3回タップすることでも、画面ロックを解除することができる。
Xbox:開発担当者の名前が表示される
初代XboxにオーディオCDを取り込む際、そのCD名を「Timmyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy!」(小文字の"y"で入力スペース全体を埋めて、最後の1文字を"!")にしてみよう。
その後、CDの取り込みが完了したら、メインメニューに戻り、 設定メニューからシステム情報を選択。
すると、そこにXboxのダッシュボードを開発した4人の名前が表示される。
スーパーゲームボーイ:スタッフロールが見られる
スーパーファミコン用の周辺機器、スーパーゲームボーイにも"イースターエッグ"が存在する。
スーパーゲームボーイをスーパーファミコンにセットし、LボタンとRボタンを同時押しすると画面下に"システムウインドウ"と呼ばれるメニュー画面が表示され、各種アイコンを選択すれば、画面の色や枠などが設定ができる。
そのメニュー画面を閉じた状態で、スーパーファミコンのコントローラーのRボタンを3回、Lボタンを3回、Rボタン7回の順番(三三七拍子になっている)で押すと、スタッフロールが表示される。
ニンテンドーゲームキューブ:ディスクシステムの起動音になる
ニンテンドーゲームキューブのメニュー画面の音楽を16倍速にすると、なんとディスクシステムの起動音になる。
この"イースターエッグ"は特殊なコマンド入力などは一切必要ないが、とはいえ、この"遊び心"にパッと気が付くの人はなかなかいないのでは?
プレイステーション:セーブデータを復活できる
これはとても便利な"イースターエッグ"。
もしもセーブデータを間違って消してしまったときは、すぐにL1ボタン、R1ボタン、L2ボタン、R2ボタンを同時押ししよう。
するとメモリーカードが再読み込み状態になり、消してしまったデータが復活する。
ただし、復活できるのは、消してしまった直後のデータ(ひとつ)のみで、また削除してしまったあとに1回でも他の操作を行うと復活することはできないので注意。
ゲームボーイアドバンス:Nintendoのロゴが消える
本体の起動時にスタートボタンとセレクトボタンを同時に押すと、通常は表示されるNintendoのロゴが消える。
これはブートモード(もしくはスリープモード)と呼ばれ、1カートリッジ対戦時などに通信ケーブルからのデータ入力を受け付ける状態になっている。
ようは、(ゲームソフトが差し込まれていても)カートリッジが刺さっていない状態にすることができるのだ。