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ゲーム雑学
1981年に稼動したアーケードゲーム『ドンキーコング』。
本作に登場するゴリラのキャラクター"ドンキーコング"の名前は、もしかしたらまったく違うネーミングになっていたかもしれません。
というのも、生みの親である任天堂の宮本茂氏は、制作時を振り返るインタビューで「"間抜けなゴリラ"をイメージするようなネーミングにしたい」と、"とんま"という意味も持つ"ドンキー"(本来の意味は"ロバ")という単語をつけた、と語っています。
ところが、当時のNintendo of Americaに提案すると「ドンキーには"とんま"の意味はない」との返答があったのだとか。
しかし宮本氏は、"ドンキーコング"という名前で押し通すことにしたそうです。
最終的には、みんなが何の疑問も持たずに"ドンキーコング"と言っている環境が生まれ、宮本氏いわく「ネーミングって慣れたら何でもオッケーなんだなあと思いましたね」と話しています。
もしも宮本氏のこだわりが実らなければ、"ドンキーコング"は、まったく異なる名前になっていたかもしれません。
