38年まえの1986年8月6日は、任天堂よりファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフト『メトロイド』が発売された日です。
本作は、当時の任天堂としては異色の、SF世界観と探索型アクションを融合させたタイトル。
プレイヤーは謎に包まれた宇宙戦士"サムス・アラン"となり、宇宙海賊の本拠地"惑星ゼーベス"に単身潜入し、敵と戦います。
道中で手に入るさまざまなアイテムを駆使して強化を重ねながら、巨大な迷路のようなマップを少しずつ攻略していきます。
"メトロイドヴァニア"と呼ばれるジャンルの礎


マップの隠し通路、特殊なギミック、そしてビームや爆弾を活用して進む立体的なゲームデザインは、現在の"メトロイドヴァニア"と呼ばれるジャンルの礎を築くことになりました。
また、ディスクカードの書き換え回数では当時の全体の第7位を記録するなど、当時の人気の高さもうかがえます。
そして本作の最大の衝撃は、エンディングでサムスの正体が女性だと明かされる展開。当時のプレイヤーにとって、これは文字どおりの"どんでん返し"でした。
また、早くクリアすればするほど演出が豪華になるマルチエンディング方式も話題に。のちの『メトロイド』シリーズでも定番の要素となりました。

開発裏話:総力戦で生まれた"探索型アクション"の原点
『メトロイド』の開発は、当初ディスクシステムの新作として企画され、任天堂第一開発部に所属していた新人デザイナーの清武博二氏と松岡洋史氏が中心となり制作がスタート。
しかし、"宇宙で銃を撃って自由に動く"というイメージしかなく、主人公も未定でゲームはほぼ白紙状態でした。
発売スケジュールに間に合わせるため、第一開発部全員が総動員され、"探索しながらパワーアップする"構造が採用。
これが、現在の"メトロイドヴァニア"の原型となるゲームデザインに繋がりました。
いま『メトロイド』を遊ぶ方法は?
初代『メトロイド』は、Nintendo Switch Onlineの"Nintendo Classics"でプレイ可能。
また、Nintendo Switch Onlineの追加パックを購入することで遊べるゲームボーイアドバンス用のタイトル『メトロイド ゼロミッション』のおまけ要素にも含まれています。
探索型2Dアクションの原点を、いま一度体験してみてはいかがでしょうか。



