28年まえの1997年7月11日は、プレイステーション版『サガ フロンティア』が発売された日です。
本作はRPG『サガ』シリーズの7作目として登場し、シリーズお馴染みの複数主人公制を踏襲。ヒューマン、妖魔、モンスター、メカといったバラエティ豊かな種族を選び、それぞれ異なる物語やラスボスへ挑む構成が特徴です。
また、本作の舞台は"リージョン"と呼ばれる異なる世界群で、現代や中世風の城、カジノ都市など多彩な雰囲気が共存。ゲーム開始時に主人公を7人のなかから選び、それぞれまったく異なる旅路が描かれます。たとえば、魔術王国マジックキングダム出身の魔術師"ブルー"や、ヒーロー・アルカイザーに変身できるヒューマンの青年"レッド"、半妖の少女"アセルス"など個性豊かなキャラが登場します。
戦略性を生む"連携"と"閃き"システム

本作で初めて導入された"連携"システムは、当時としては画期的な仕組みで、現在に至るまで高い人気を誇ります。シリーズファンのあいだでは『サガ』シリーズの集大成と称されることも少なくありません。
"連携"システムとは、複数のキャラクターが技や術を組み合わせて繰り出す連続攻撃のこと。全員が一斉に行動することで、個別に攻撃したときよりも高いダメージを与えられるのが特徴です。本作では、とくにふたり目以降の攻撃に顕著なメリットがあり、防御力や耐性を無視してダメージを与えるほか、基本的な火力の上昇や追加効果の発動率アップといった恩恵も得られます。
また、連携時の技名は、技や術の名称をつなぎ合わせて生成されるユニークな仕様も魅力のひとつ。たとえば、"どら焼ワインダー"(どら鳴らし × 焼殺 × サイドワインダー)といったユニークな名称が生まれ、プレイヤーのあいだで話題になったこともありました。
さらに、本作には『サガ』シリーズおなじみの"閃き"システムも健在。バトル中に特定の武器や攻撃を使い込むことで、新たな技を自発的に習得していく仕組みです。
技は"剣技"、"銃技"、"体術"、"見切り"の4系統に分類され、それぞれ使用条件や性能が異なります。また、"剣技"、"銃技"、"体術"には、敵の攻撃に反応して発動する反撃技も存在し、戦術の幅を大きく広げる、攻略のカギを握る要素となっています。
24年の時を経て、待望のリマスターがついに解禁!


2021年4月15日(木)に発売した『サガ フロンティア リマスター』では、新たに8人目の主人公"ヒューズ"が主人公として追加され、各主人公の物語に新たな視点で関わります。
また、アセルス編などで未収録だった幻のイベントも実装され、ゲーム開始時に"追加要素有り"を選択することでより濃密なストーリー体験が可能になります。
戦闘の倍速(2倍・3倍)や、すでにプレイしたセーブデータがある場合、そのデータからアイテムや、パラメータ、技などを引き継いで最初からプレイが可能な"ニューゲームプラス"、はたまた、エリアチェンジなどができる場所にマークが付く"マップ移動箇所表示機能"、作中のBGMやイラストなどが鑑賞できる"ライブラリモード"など、快適プレイを支える要素も多数盛り込まれ、シリーズファンにも新規プレイヤーにも遊びやすく生まれ変わっています。

