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エアリス・ゲインズブール


作成日 2024 年 11 月 01 日

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エアリス・ゲインズブールは、『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーVII リメイク』のプレイアブルキャラクター。また、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』、『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-』、『ビフォアクライシス -ファイナルファンタジーVII-』にも主要キャラクターとして登場。また、ゲームクリエイター&シナリオライターの野島一成氏によって書かれた小説『ファイナルファンタジーVII リメイク Trace of Two Pasts』の主要キャラクターでもある。

古代種(セトラ)の最後の生き残りであるエアリスの力は、つねに神羅カンパニーに狙われており、ミッドガルでクラウド・ストライフに出会った後、ふたりはすぐに親しくなり、彼女は"神羅との戦い"、"セフィロスを止めるための旅"に参加することを決意する。

エアリスは戦闘においておもに回復役を務め、杖を使ってパーティーメンバーのHP(ヒットポイント)を回復し、ステータスを強化する。

思いやりがあり、無邪気なエアリスは、『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジー』シリーズにおいて長く愛されているキャラクターです。

外見と性格

『ファイナルファンタジーVII』では、足首まで届く長いピンクのドレスに、赤いボレロジャケット、茶色のブーツを履いている。ピンクのドレスを着ている理由のひとつには、ザックス・フェアが「次に会う時にはピンクの服を着てくる約束をしないか?」と言われたからという説がある。

彼女の瞳はエメラルドグリーンで、長い茶色の髪を編み込み、大きなピンクのリボンを結んでいる。このリボンのなかには、幼少期に母からもらったホワイトマテリアを入れている。また、両手首には金属製のブレスレットを着けている。

オリジナル版の『ファイナルファンタジーVII』では、彼女のジャケットはボタンアップだが、『アドベントチルドレン』以降の登場作品ではジップアップになっている。また、『アドベントチルドレン』では金属のブレスレットの代わりにレザーベルトを着用。またオリジナル版のコードネックレスの代わりに、リメイク版では真んなかにパールがあしらわれた花のネックレス、および金、銀、銅のブレスレットを着用している。

ドン・コルネオの邸宅に潜入するミッション中、エアリスはフリル付きの赤いスパゲティストラップのガウンに赤いヒールを履き、特有のピンクのリボンで髪をウェーブさせている。リメイク版でも、同じドレスだが、プレイヤーの選択に応じて計3つの異なる衣装が用意されている。追加衣装のひとつは、膝丈の淡いピンクのサンドレスと白いヒール、もうひとつは非対称のスカートとピンクのグラディエータースタイルのヒールである。

『クライシスコア』では、白と青のドレスのインナーに赤いキャミソールを着用し、ピンクのストラップが付いた白いウェッジシューズを履いている。『ビフォアクライシス』では、ピンク、赤、白のボタン付きトップスと、緑と白のフリルスカートを着用。また幼少期には、青いデニムのジャンパードレスにティール(青緑色)のタートルネックを合わせ、白い靴下と茶色の靴を履いている。養子になった後は、オレンジのシャツに黄色の襟、茶色のショートパンツとブーツを着用。オリジナル版では、この養子の期間中のリボンの色は黄色だが、リメイク版の回想シーンではピンク色のリボンを着けている。

明るくポジティブなエアリスは、スマートで、かつ能力に長け自信に満ちている。どんな状況でも前向きであり続け、自分の弱さを隠しながら友人を励まし、人々の良い面だけを捉える。コミュニケーション能力は高く、ティファとはすぐに仲良くなり、ザックスとクラウドに対しても愛情深い一面を見せる。この愛情はクラウドが自身の殻を破る助けとなり、エアリスはクラウドに対してロマンチックな感情を持っていることが示唆されている。

また、エアリスはセフィロスや神羅など、周囲の悪や暴力を嫌悪し、世界を救うために必要な現実と向き合っている。

さらに、エアリスは自然を愛し、花と交流しようする姿がよく見られる。「神羅から逃げる」というストレスの多い生活のなかで、彼女は自分の人生を生き、自分の決断を下す、自由を夢見ている。ミッドガルのスラムで育った彼女は危険に慣れており、敵と対峙しても動じることはない。

エアリスはミッドガルとその住民を愛するようになったが、それでも冒険に出て新しいことに挑戦することを夢見ており、「いつか飛空艇に乗りたい」と述べている。彼女の養母エルミナとクラウドのふたりは、エアリスが何かを決意すると、たとえそれが非常に危険であっても彼女を説得するのはほぼ不可能であることを認識している。

リメイク版では、エアリスは未来を見る能力がより発揮されたが、それにもかかわらず、彼女は"現在"にしっかりと根を下ろし、未来は白紙であり変えることができると信じ続けている。

キャラクターデザイン

エアリスは、『ファイナルファンタジーVII』の最初の3人の主要キャラクターのひとりとして、野村哲也氏によってデザインされた。ディレクター兼シナリオライターの北瀬佳範氏やシリーズの生みの親・坂口博信氏の意見も取り入れられている。また、アーティストの天野喜孝氏も初期のコンセプトアートを制作し、彼女のキャラクターデザインに影響を与えている。

エアリスの長いドレスは、ティファと対照的にするためにデザインされた。リメイク版では、野村氏はさらにふたりのヒロインを視覚的に分けることを提案し、エアリスにはより西洋的な美学を、ティファにはより東洋的なスタイルを持たせた。また、野村氏はエアリスのトレードマークであるジャケットを、リメイク版ではバイカージャケットのように見せるように考案した。

幼少期

1985年2月7日生まれ、アイシクルロッジ出身。父のガスト・ファレミス博士と、母のイファルナのあいだに誕生。半人間であり半セトラのハイブリッドであるエアリスは、生後わずか3週間で宝条博士によって追跡され、父ガストを失う。その後、イファルナとエアリスは神羅ビルに拉致され、無数の実験の対象となる。この出来事は『ファイナルファンタジーVII リメイク』で詳細に描かれている。小説『ファイナルファンタジーVII リメイク Trace of Two Pasts』では、ゲディ・バックという名の男がエアリスと母親を監視していたと記されている。

幼少期のエアリスは、神羅が豊富な魔晄エネルギーがあると信じていた約束の地のイメージをよく絵に描いており、遊び仲間のロニーは、エアリスにミディールの温泉街の絵を描かせ、監視していたゲディを間違った場所に誘導させるようにした。

1992年、イファルナとエアリスは神羅ビルから逃げ出すが、しかし、5番街スラムの駅のプラットフォームまでしか辿り着けず、イファルナは宝条による長年の実験のダメージで倒れてしまう。同時に、エルミナ・ゲインズブールもプラットフォームにいて、ウータイ戦争から夫が戻るのを待っていた。イファルナはエルミナにエアリスを安全に守るよう頼み、その場で力尽きた。エルミナはエアリスを家に連れて帰り、5番街スラムで養女として育てることに。しばらくのあいだ、生活は静かだったが、やがて神羅がエアリスを追跡。神羅カンパニーの総務部調査課タークスのツォンはエアリスを神羅に参加させようと説得したが、彼女は拒否をした。

エルミナはエアリスの安全を守るため、幼少期には家を出るたびにふたりのボディーガードを付け、テレビを観ることや仕事を持つことを禁止した。14歳の時、エアリスは家出を試みるが、ファズに見つかり5番街スラムの教会に連れて行かれる。そこで花壇を見つけ、ファズがその場所を「聖地」と呼んだことに感動する。

幼少期のエアリスには親しい友だちがいなかった。多くの子どもたちは彼女を気味悪がっており、年月が経つにつれ、エアリスは星の声を聞けるようになる。彼女は自身がセトラの血を引いていることを知ってたが、それを隠そうとし、次第に幼少期に得た多くの能力を失うことになる。

『クライシスコア』の4章では、16歳のエアリスが5番魔晄炉から教会に落ちてきたザックス・フェアと出会う。ザックスはエアリスを天使と間違い、デートを申し込むが彼女は拒否。ザックスはエアリスに花を売ることを提案し、彼女のトレードマークであるピンクの髪リボンを購入する。エアリスは暴力を振るうソルジャーを快く思っていなかったが、ザックスがソルジャーであることを知ると謝罪する。エアリスが彼に興味を持ち始めたころ、ザックスは本部に呼び戻され、その際に再会を約束した。2年間、ふたりは連絡を取り続け、アンジールの死後、ザックスは再びエアリスのこと訪れ彼女の胸で泣いた。

エアリスはザックスとの時間をもっと過ごしたいと告白し、デートの際にはつねにピンクの服を着ると約束した。しかし、これはふたりが最後に交わした会話となり、ザックスはセフィロスともにニブルヘイムに送られ、2度と戻ることはなかった。

『ビフォアクライシス』では、タークに「ミッドガルを離れて世界を見たい」、「風が自分を呼んでいる」と話した。またタークは、アバランチのメンバーが彼女を探しに現れたとき、エアリスを逃がすのを手助けした。アバランチのメンバーであるシアーズはタークを倒し、エアリスを教会に連れて行き、エコテロリストグループのリーダーであるエルフェに会わせることに。エルフェはエアリスに神羅を倒し、約束の地を守る手助けをするよう頼んだが、エアリスはどこからか聞こえる奇妙な声に気付き、タークが見守っているのを見つけ、続く戦闘のなか、エアリスは無事逃げ出すことができた。

『ファイナルファンタジーVII』では

エアリスは、ゲームの冒頭で1番魔晄炉の爆破から逃げるクラウド・ストライフと初めて出会う。ゲームの後半、クラウドが5番魔晄炉から教会に落ちた後、花壇のなかでエアリスと再び出会う。ふたりは話をし、レノがエアリスを誘拐しに来ると、彼女はクラウドにボディーガードを頼み、その報酬としてデートを提案する。

エアリスはクラウドをエルミナの家に連れて行くが、エルミナはエアリスの安全のためにクラウドに去るように依頼。彼が去ろうとするも、エアリスがあとを追いかけ一緒に行くように頼むことに。6番街の公園にて、エアリスはクラウドが自身の初恋であったザックスを思い出させると伝える。ふたりがティファをウォールマーケットに向かう途中で見かけた時、エアリスはクラウドに女装してドン・コルネオに会うように説得する。

エアリス、クラウド、ティファは協力してドンの邸宅に潜入し、神羅の計画が7番街のプレートを落としアバランチの隠れ家を潰すことであることを知る。3人は計画を阻止するために7番街スラムに急ぎ、ティファはエアリスにバレットの娘マリンを救うように依頼。しかし、救出後、ツォンがエアリスを捕まえて神羅ビルに連れ戻してしまう。

宝条博士は、約束の地の位置を知るためにエアリスを実験台にするが、研究に100年以上かかることを知り、エアリスとレッドXIIIを交配させ長寿のハイブリッドを作ることを計画する。

クラウド、バレット、ティファは神羅ビルを襲撃し、エアリスとレッドXIIIを宝条の実験室から救出。パーティーは宝条のモンスターを簡単に倒すが、タークスによって捕らえられてしまう。牢獄のなかで、エアリスはセトラの血統についてさらに詳しく話し、約束の地を見つけることができないかもしれないと語る。翌朝、彼らが目を覚ますと、牢が開かれ、神羅ビルは放棄され、プレジデント神羅が死んでいるのを発見する。その後、ティファとクラウドは車両を使ってミッドガルを脱出する。

セフィロスが神羅ビルの大虐殺の背後にいると信じたパーティーは、彼を追跡するための旅を始める。彼が約束の地を狙っていることを恐れ、エアリスはパーティーに参加。ミスリルマインでタークスに出会ったとき、ツォンはエアリスに神羅が彼女を追わないことを伝え、セフィロスにもっと関心があると語る。コスタ・デル・ソルで宝条が休暇を過ごしているのを見つけたとき、エアリスは彼に母親について尋ねるが、彼は誠実に答えることを拒否。これにより、エアリスはホテルに戻り、最後の生き残りであるセトラであることに不安を持つ。

ゴンガガに到着した後、エアリスはザックスの両親と面会する。両親は何年も息子からの連絡がないことを明かし、彼にはかつてガールフレンドがいたことを伝える。

コスモキャニオンの村長たちと話すことで、エアリスは自分の血統についてさらに学び、最後の生き残りのセトラとしての責任を理解し始める。古代種の神殿にてパーティーがセフィロスを追跡する際、エアリスは自身の力を使って神殿の謎を解き、内室を見つける。セフィロスを発見したとき、彼はブラックマテリアを使ってメテオを呼び出す計画を企てていた。クラウドの心はセフィロスに支配され、彼はセフィロスにブラックマテリアを引き渡すことを余儀なくされる。

エアリスがこれを阻止しようとすると、クラウドは彼女を攻撃し気絶させる。エアリスはパーティーを去るが、彼女は夢のなかでクラウドと話し、セフィロスに対処することを約束する。彼女の手掛かりに従って、パーティーは古代種の都に向かう。

エアリスは"忘らるる都"の神殿で究極の白魔法ホーリーを唱える。髪に着けたホワイトマテリアによって導かれ、パーティーは彼女を見つけるが、事態は好転せず。クラウドが彼女に近づくと、再びセフィロスに支配されエアリスを殺そうとするが、クラウドが抵抗するとセフィロスは自身の武器、正宗(刀)でエアリスを貫く。

エアリスはクラウドの腕のなかで倒れ、ホワイトマテリアは水中に落下。ジェノバLIFEとの戦闘の後、パーティーはエアリスに敬意を表し、クラウドは彼女を安らかに休ませることに。エアリスはホーリーを成功させたが、セフィロスがその力を封じ込め、メテオに対抗することはできなかった。

セフィロスが倒された後、クラウドはライフストリームでエアリスを見つけようとするが、彼女の手を掴むまえに体に戻ってしまう。彼はティファに、約束の地で再びエアリスに会えると告げる。

エアリスは星々からライフストリームを回収、メテオを押し戻すように指示し、星を救うことになる。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』では

『ファイナルファンタジーVII リメイク』におけるエアリスの物語は、オリジナル版と似ているが、いくつかの違いがある。

リメイク版では、星から生まれた「フィーラー」と呼ばれる新しい設定が導入されている。運命の進行を強制する存在とされ、クラウドがエアリスと初めて出会うのは、彼女がこの"目に見えない存在"に襲われているときで、エアリスがクラウドの手に触れることで、初めてフィーラーと出会う。

エルミナに出会った後、クラウドはセフィロスの幻影と遭遇する。クラウドがエアリスに「セフィロスを知っているか」と尋ねると、彼女はセフィロスが5年まえに死んだ戦争の英雄だと返答する。しかし、クラウドが「セフィロスがまだ生きているかもしれない」と示唆すると、彼女は動揺する。その後、タークスのメンバーであるルードが現れ、クラウドとエアリスは近くの孤児院で支援を行い、エアリスはクラウドにルードを許すように懇願し、彼が悪い人ではないと主張する。戦闘の後、ルードは別の任務に呼ばれ、エアリスに家に留まるよう頼むが、彼女は拒否。

ドン・コルネオの邸宅への女装ミッションの後、ティファ、エアリス、クラウドは列車墓場を通り抜け、神羅による"7番街の柱攻撃"を阻止しようとする。幽霊に恐怖を感じるティファとクラウドに対し、エアリスは彼らに共感し、彼らの苦境を理解しようとする。エリゴルという悪魔が、何人かの子どもたちを連れ去っていることが判明し、この存在が、孤独な幼少期をエアリスに再体験させて苦しめようとするが、クラウドとティファによって救われる。

7番街のアンダーシティに到着すると、パーティーはフィーラーに遅れを取り、すでに柱が攻撃されていることに気付く。エアリスはバレットの娘マリンを見つけて保護し、ティファに「心のままに行動するように」と言って出発する。さらに彼女は、ウェッジに「もっと力強くなり、後悔のない日を過ごすように」と伝える。

セブンスヘブンでマリンを見つけたエアリスは泣き止まない少女を抱きしめ、指を唇に当てて微笑むとマリンはすぐに泣き止む。

その後、エアリスは捕らえられ、彼女が幼少期に母親といっしょに監禁されていた宝条の実験室に連れて行かれる。宝条はエアリスをソルジャータイプSまたはGと交配させ、実験で彼女が死んだ場合に備えようとする。クラウドはエルミナの家に滞在しているあいだに、夢のなかでエアリスを見る。彼女は彼に「安全だ、心配しないように」伝える。

バレット、クラウド、ティファによって救出された後、レッドXIIIも解放。エアリスはレッドXIIIの友好的な性質を知っており、頭に手を置いて落ち着かせ、フィーラーの知識を共有する。オリジナル版『ファイナルファンタジーVII』と同様に、エアリスはセトラの血統と神羅の計画についてさらに詳しく説明する。神羅よりも大きな脅威があると主張するエアリスは、突然ウィーラーに襲われる。彼女は、ウィーラーに触れられるたびに自分の一部を失うと語る。

パーティーがミッドガルを脱出するとき、彼らは未完成の高速道路の終わりでセフィロスに出会う。最初は困惑していたエアリスだが、セフィロスのポータルに入ってウィーラーを倒すべきだとパーティーに伝えるが、それは運命を変え、「無限に恐ろしい自由」につながる可能性があると語ります。

『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では

エアリスは、クラウドがカダージュからエッジの子どもたちを救うために"忘らるる都"へ向かう途中に現れ、彼に来た理由を尋ねる。クラウドが許しを求めると、エアリスは誰に許しを求めているのかを不思議に思う。彼女は後に、クラウドが起こった出来事に対して自分を責めることはないと説明する。

クラウドがバハムート震と戦う際、彼は再びエアリスのビジョンを見る。彼女がクラウドの手を取ると、クラウドは強力なエネルギーを得て、その力でモンスターを打ち負かす。

セフィロスが倒された後、エアリスは癒しの雨を降らせ、ジオスティグマにかかっていたほとんどの人々を癒し、クラウドは5番街スラムの教会で目を覚ます。

その後、クラウドはスラムに住む病気に苦しむ子どもたちを癒し、教会の入口でエアリスとザックスが手を振って別れを告げる姿を見る。

他の『ファイナルファンタジー』シリーズでの登場

『ファイナルファンタジーVII』の主人公クラウド・ストライフが『ファイナルファンタジー』シリーズでもっとも多くプレアブルキャラクターとして登場している一方で、エアリスも多くのタイトルに登場しています。

エアリスは以下の『ファイナルファンタジー』シリーズで、プレイアブルキャラクターまたは召喚獣として登場する。

  • ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア
  • ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
  • シアトリズム ファイナルファンタジー
  • ピクトロジカ ファイナルファンタジー
  • ファイナルファンタジー エアボーンブリゲイド
  • ファイナルファンタジー オール ザ ブレイベスト
  • ファイナルファンタジー レコードキーパー
  • ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス
  • ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争
  • ファイナルファンタジー エクスプローラーズ
  • ファイナルファンタジー ワールドワイドワーズ

エアリスは『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』には登場しないが、ゲーム内の一部の壁に彼女のポスターが貼られており、ゲームのマニュアルでも言及されている。また、『ファイナルファンタジータクティクス』や『ファイナルファンタジー ディメンションズ』でもほのめかされている。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』では、エアリスの衣装が主人公ライトニングのコスチュームとして利用可能。

以下のゲームではカード形式で登場している。

  • メビウス ファイナルファンタジー
  • ファイナルファンタジー トレーディングカードゲーム
  • トリプルトライアド

他のゲーム作品での登場

エアリスは以下の『ファイナルファンタジー』以外のタイトルにゲストキャラクターとして登場。

  • キングダムハーツ
  • いただきストリート
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(ソードファイター用のMiiファイターコスチューム)

『World of Warcraft』のパッチ7.0では、ダラランに「エアリス・プリムローズ」という名前のNPC(ノンプレイターキャラ)の花売りが登場する。このキャラクターは『ファイナルファンタジーVII』のエアリスのデザインに似た衣装を着用している。

『リトルビッグプラネット2』では、エアリスのコスチュームが、『ファイナルファンタジーVII』のセフィロス、クラウド、ヴィンセント、ティファのコスチュームとともに利用可能となった。彼女の衣装は2014年の『ガンスリンガー ストラトス2』の"『ファイナルファンタジー』コラボイベント"にも登場。また、『スターオーシャン Till the End of Time』(プレイステーション2版)でもエアリスのコスチュームが購入可能。

その他

  • エアリスの名前は、海外では「Aerith」と表記される。日本では「Aeris」。これは日本語と英語の「th」音の違いによるもの。
  • エアリスの名前は、星との繋がりから「Earth」(地球)に似た響きを持つように意図されている。彼女の姓「ゲインズブール」は、フランスの歌手セルジュ・ゲンスブールに由来し、「都会の賢い人」という意味。
  • エアリスの名前は、ヘブライ語の名前「イリット」(asphodel flowerへの言及)や「ティファレト」(ユダヤの神秘主義への言及)を暗示しているとも言われている。ティファレトは生命の樹における第6のセフィラを表し、美、愛、自己犠牲を象徴している。
  • 2020年、エアリスはNHKの「全ファイナルファンタジー大投票」で、クラウドと『ファイナルファンタジーX』のユウナに次いで第3位に選ばれた。
  • 俳優ロバート・パティンソンはインタビューで、『ファイナルファンタジーVII』のプレイ中にエアリスとティファの両方に恋をしたと述べ、このゲームの三角関係が「すべての男性が愛について理解する方法」だと主張した。
  • エアリスの死は、物語の完成まえにプロットの一部としてすでに決定されていた。野村哲也氏と北瀬佳範氏は、作品のテーマを適切に伝えるために主要キャラクターが死ぬ必要があると決定した。
  • セフィロスとエアリスはもともと兄弟として計画されていた。この案が却下された後、セフィロスはエアリスのもと恋人として描かれ、彼女の初恋相手は、開発後期にザックスに変更された。