『Nintendo Switch 2 のひみつ展』を遊んでわかったSwitch 2の魅力とこだわり!

見て・触れて・遊んでわかる! Switch 2ってこんなにスゴかった!

ライター /

重要なポイント

Nintendo Switch 2の発売日(2025年6月5日)と同日に、専用ダウンロードソフト『Nintendo Switch 2 のひみつ展』が発売されました。『Nintendo Switch 2 のひみつ展』では、巨大なSwitch 2の上をプレイヤー自らが歩き回り、クイズやスタンプラリー、ミニゲームなどを通して、Switch 2本体の機能や魅力を体験しながら学ぶことができます。

グラフィックをはじめ、Joy-Con 2(コントローラー)やテーブルモード用のスタンドが進化した理由、また本体各所に使用されている素材やそのこだわりなどを知ることで、よりSwitch 2の魅力を実感することができます。

2025年6月5日、Nintendo Switch 2(以下、Switch 2)が発売されました。これに合わせて、Switch 2専用のダウンロードソフト『Nintendo Switch 2 のひみつ展』(以下、『ひみつ展』)も同日リリース。本作は、Switch 2の新機能を実際に体験しながら学べるゲームです。

本記事では、『Nintendo Switch 2 のひみつ展』を遊んだからこそわかった、Switch 2の魅力を紹介していきます!

◆巨大なSwitch 2を探検! 魅力満載の『ひみつ展』へようこそ

 

本ゲームの舞台は、巨大なSwitch 2そのもの。プレイヤーは展示会場となる、Switch2の上を歩き回りながら、各種機能の魅力や秘密を学ぶことができます。Joy-Con 2(コントローラー)やディスプレイの上はもちろん、なんとふだんは見ることのできない本体内部をはじめ、はたまたストラップ、ドック、カメラなど、くまなく探索することが可能です。

プレイヤー自身が見て・学んで・体感しながら、Switch 2について学んでいきます。たとえば、以下のようなコンテンツを楽しむことができます。

  • Switch 2に詳しくなれるクイズ

会場の各所ではSwitch 2に関するクイズに挑戦できます。Joy-Con 2、映像、マイク、チャットなどの仕組みに詳しくなれます。

  • 歩いて探すスタンプラリー

『Nintendo Switch 2 のひみつ展』スタンプラリー

©Nintendo

Switch 2を歩き回りながら、スタンプを集めましょう。エリアごとのスタンプを全部集めることで、新たなエリアが解放されます。スタンプは一見表示されておらず、隠されています。プレイヤーがSwitch 2の特定の場所(ボタンの上など)を歩くことでスタンプ台が登場し、スタンプを押すことができます。

"スティック"や"Cボタン"のような「ここにスタンプが隠されているだろうな」と予想がつきやすいものから、ふだんなかなか目にしない"Joy-Con 2 チップ"や"バッテリー"など……どこにスタンプがあるかわかりにくいものまで、さまざまです。

  • 種類豊富なミニゲーム

マウス機能や映像の美しさなど、Switch 2の機能・魅力をミニゲームで体感することができます。ミニゲームの種類は全部で20種類。簡単にクリアできるものから、やり込みが必要なものまでさまざまです。以下にSwitch 2の魅力が伝わるようなミニゲームをふたつ紹介します。

▼フレームレートクイズ

実際に動画を見ながら、Switch 2のフレームレートである120fpsを見極めます。後半に行くほど見極めが難しくなるので、間違えたら何度も挑戦しましょう。


メモ
フレームレートとは、1秒間に動画で表示される画像の枚数 (フレーム) を表す単位です。 数値が高い(多い)ほど、1秒間により多くの画像を表示しているため、より滑らか動きを表現することができます。

▼スピード迷路

マウス操作でボールを動かしながら壁にぶつからずにゴールを目指す"スピード迷路"。手もとでの細かな操作が必要なので、高スコアを狙うのにはやり込みが必要です。Joy-Con 2の新しい使いかたに不慣れな人も、ミニゲームで練習すれば段々と慣れていくはず。

なお、マウス機能を活かしたミニゲームは、他にもUFOを動かしてトゲトゲから逃げる"トゲトゲよけ サバイバル"などがあります。

  • Switch 2の技術を体感できるテックデモ

テックデモは、振動や解像度・サウンドなどSwitch 2 ならではの、言葉や映像では伝わりづらい機能を体感できる技術デモンストレーションです。全14種類あり、ミニゲームとは違って制限時間やミッションもないので、存分に体験を楽しむことができます。新技術をじっくり体感できるようなテックデモをふたつ紹介します。

▼物理計算マラカスデモ

Joy-Con 2をマラカスに見立てて、細やかな振動を体感できます。ミニゲームと違って制限時間や目標もないので、思う存分体験を楽しむことができます。

▼スーパーレゾリューションデモ

映像の解像度を上げる"スーパーレゾリューション"技術を、映像を比較しながらじっくり実感できるテックデモ。少し粗い映像と並べると、Switch 2の映像の美しさを改めて認識することができます。

◆体感してわかる、Switch 2のここがスゴい!

『ひみつ展』では、数えきれないほどSwitch 2の魅力を知ることができます。そのなかでもとくに筆者が感動したものを以下に紹介します。購入を迷っている人や、これからSwitch 2を手にする人にぜひ知ってほしい、と思う"魅力"をピックアップしました!

①より臨場感のあるゲーム体験を実現! 進化した機能の数々

「画像が色鮮やか」、「アニメーションが滑らか」という声が多いSwitch 2。筆者もSwitch 2でゲームを遊んですぐに、その虜になりました。『ひみつ展』では、そんな綺麗な映像を作るための秘密や、ゲームへの没入感を高めるためのコントローラーの秘密を知ることができました。

  • 光と色の種類は数億通り!?

Switch 2では強い光も表現することができます(これを"HDR対応"といいます)。たとえば『マリオカート ワールド』の雷や爆発も、より鮮やかに表現されており迫力満点です(上の画像の1枚目)。

従来のSwitchでは、光と色の種類は約1677万通りでした。それでも十分に多いと思うのですが、なんとSwitch 2では数億通りの光と色を使い分けているそう。比較画像を見ると、確かにその差は一目瞭然です。


メモ
HDR対応とは、より広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる技術です。 表現できる光と色の種類が増えると、映像の明暗や鮮やかさをより豊かに表すことが可能です。
  • まるで生きているよう! 繊細なアニメーション

SNSやゲーム配信者のあいだで「動きがヌルヌルしている!」という感動の声も多い、Switch 2の滑らかなアニメーション。その秘密は、120Hz対応(1秒間に最大120回、高速で画像を更新できる)にありました。画像を速く変えるほど、動きはより滑らかになっていきます。

従来のSwitchでは1秒間に最大60回だったので、なんと約2倍。キャラクターの自然で細やかな動きが表現されると、より没入感のあるゲーム体験を味わうことができますね。

  • 手元からもワクワク! 振動やサウンドがよりリアルに

Switch 2のJoy-Con 2では、"HD振動2"を活用して、反応の速さも、振動の種類も従来のSwitchから大きく進化しています。さらに、Joy-Con 2から鳴る音(振動によるサウンド)の大きさや音質も改善されており、手元からゲームの高揚感をさらに高めることができます。


メモ
『Nintendo Switch 2 のひみつ展』コントローラー

ゲーム内では、任天堂のゲーム機の歴史も学ぶことができます。コントローラーの振動は、ゲームをより楽しくするために1997年"Nintendo 64"の振動パックのころから進化を続けているそうです。

②いつでもどこでも快適に……その秘密はココにあった

Switch 2では、スタンドやコントローラー(Joy-Con)の改良など、プレイヤーの「これが欲しかった!」が多数叶えられています。でも実際、本当にスタンドって安定感あるの? Joy-Con 2って本当に本体から外れないの? など、気になることはたくさん。そんな疑問も『ひみつ展』を通してスッキリ解消されました。その一部を紹介します。

  • 素材が安心すぎる! 自由自在なスタンド

Switch 2で大きな進化を遂げたスタンド。テーブルモードで遊ぶときに重宝します。このスタンドは"フリーストップスタンド"と呼ばれているそう。まさにその名の通り、150度の角度まで開き、自由に調整することができます。どの角度に開いても、滑らずにピタッと固定されるのが嬉しいポイントです。

とはいえ、無理な使用をしたこともあり、従来のSwitchのスタンドを折ってしまった筆者としては、本当にそんなに開いて大丈夫なの? とやや懐疑的でした。ですがこのスタンド、飛行機や宇宙船で使われている"超々ジュラルミン"という物質と同じくらい、軽くて頑丈な"アルミニウム合金"で出来ているそう。

素材の秘密を知ったことで、安心してスタンドを使えます!


メモ
『Nintendo Switch 2 のひみつ展』スタンド

スタンドを動かしながら、角度感覚を鍛えるミニゲームもあります。自由自在なスタンドの動きを体感することができるので、挑戦してみましょう。

  • カチッとくっつく! Joy-Con 2と磁石の秘密

本体に「カチッ」とくっつくJoy-Con 2。実際にSwitch 2にくっつけてみると、想像以上にガッチリと本体にハマります。『ひみつ展』をプレイすると、磁石を配置する位置や、本体とJoy-Con 2の隙間など、細かい部分までこだわったからこそ、実現できたことがわかります。

なお、本体側のコネクター(上の画像の2枚目)が、何かの弾みで折れないか心配な人も多いのでは? じつはこのコネクターは、ゆるく差さる仕組みになっているそう。そのため、もし本体についているJoy-Con 2に力が加わっても、コネクターには直接力がかかりにくくなっています。

また、このコネクター、じつは少し動くようになっているんです。もしJoy-Con 2を力強く捻っても、コネクターに力がかかりすぎないので安心ですね(ですが、力のかけすぎには注意です)!


メモ
『Nintendo Switch 2 のひみつ展』ドック

Switch 2のドックは、従来のSwitchに比べて丸くなっています。初めて見た時可愛い! と思ったこの形にも、ちゃんと秘密がありました。

丸い形にすることで、ドックに置いたままでもJoy-Con 2が取り外しやすくなっているんです。UX(ユーザー体験)が徹底されていますね!

③早く友だちと使いたい! ゲームチャットのこだわりも満載

筆者の周りにはSwitch 2を持っている友人がまだおらず、ゲームチャット機能を活用できていません。発売まえから話題になっていたこの機能、「本当に使えるのか? 雑音が入らず会話ができるのか?」と気になることはたくさん。『ひみつ展』でゲームチャットの秘密を知ると、早くチャットを使ってみたくてたまらなくなります!

  • 声をクリアに届けるための工夫

Switch 2本体には、声を聴きやすくするためのチップが内蔵されています。このチップ、ノイズキャンセルの役割を持っていて、周囲の雑音はもちろん、Switch 2本体の機械音(本体を冷やすためのファンの音など)やボタンの操作音、さらにはハウリング防止のためスピーカーから出る音も除去しているんです。

ですが、拍手の音などは除去しないようにできているそう。なぜなら、ゲームチャットで大事にしているのは、雰囲気や感情をリアルに伝えること。そのため、その場の雰囲気が伝わる音は残しているそうです。ゲームチャットならではの、繊細なこだわりに驚きました。

  • どんなプレイスタイルでも音の大きさを揃える

『Nintendo Switch 2 のひみつ展』チャット

手に持って、大画面で、ひとりで、大勢で……などゲームのプレイスタイルは人によってさまざま。ゲームチャットはそんな多様なプレイスタイルに対応しているそう。

たとえば、手に持って遊ぶのと、テレビに映して遊ぶのとでは、マイクまでの距離が異なるので、マイクに入る音の大きさも変わるはずです。ですが、Switch 2のチップは、マイクに入った音の大きさに関わらず、同じくらいに聴こえるように揃えて音を出しています。さらに、テレビのまえに複数の人がいる場合も、それぞれの声を認識して、音の大きさを揃えているそうです!

◆Switch 2を買ったら、『ひみつ展』へ行こう!

『ひみつ展』は、なんと980円(税込)で、この大ボリューム! まさに大満足のゲームでした。Switch 2のことはもちろん、映像技術や各種機能、そして任天堂のことについても詳しくなれる充実の1本。

Switch 2を手に入れたらまず、『ひみつ展』を歩き回りながら、その進化を実感してみませんか?

Pinion Logo
ニュースレター
を購読する


購読する プライバシーポリシー
投票
あなたが好きなゲームメーカーは?
投票する
結果を表示