『ストリートファイター6』では、すべてのキャラクターが共通で使用できる"ドライブシステム"を活用することで、バトルを有利に進めることができる。
ただし、ドライブシステムの連発により、"ドライブゲージ"が枯渇した場合、キャラクターが"バーンアウト"状態となって大幅に弱体化してしまうので、ドライブゲージをムダなく運用することが上達への近道だ。
そこで本記事では、ドライブシステム発動時のゲージ消費量とそれぞれの使い道を解説。対戦中に以下の表をチェックして、ドライブゲージの効率的な運用法を身に着けよう。
ドライブシステム発動時のドライブゲージ消費量・早見表
ドライブシステム名 | ドライブゲージ消費量 | おもな使いみち |
ドライブインパクト | 1 | 攻め(守りを兼ねた) |
ドライブパリィ | 0.5~(長押しでじょじょに減少) | 守り |
ドライブラッシュ(パリィから) | 0.5 | 攻め |
ドライブラッシュ(通常技から) | 3 | 攻め |
オーバードライブ | 2 | 攻め・切り返し(一部の必殺技) |
ドライブリバーサル | 2 | 切り返し |
ドライブゲージは、バトル開始時にお互いのキャラクターがフルゲージ状態の6本を保有している。
ドライブシステムを発動するごとに一定量のゲージを消費し、時間経過に応じてじょじょにゲージが回復していく。
ゲージをすべて使い切ってしまった場合はバーンアウト状態となり、時間経過によってゲージが回復しきるまでのあいだ、大幅な弱体化を受ける。
バーンアウト中のおもなデメリットは、一定時間ドライブシステムが使用不可になる、相手の攻撃をガードした際に通常時よりも不利な状況となる、相手のドライブインパクトを被弾 or ガードすることで画面端に叩きつけられた場合にスタン状態となり多大なスキをさらしてしまう、など。
①ドライブインパクト<ゲージ消費量1本>:攻防一体の痛打
ドライブインパクトは、相手の攻撃を2ヒットまで受け止めつつ攻撃できる、攻防一体の打撃技だ。
リーチが長めでガードされても隙が少ないため、強引に攻め込む手段として重宝するが、ドライブインパクトをドライブインパクトで受け止められてしまった場合は大幅に不利な状況に陥るなど、相応のリスクもある。
ドライブインパクト発動時のゲージ消費量は1本。たとえヒットせずともガードさせただけで相手のゲージを0.5本削ることができるので、できれば空振りは避けたいところだ。
②ドライブパリィ<ゲージ消費量0.5本~>:打撃を受け止めゲージ回復
ドライブパリィは、投げ以外の攻撃を受け止める防御手段。受け止めた攻撃に応じてドライブゲージを回復する効果も持つ。
しゃがみガードでは防げない中段攻撃や、立ちガードでは防げない下段攻撃もドライブパリィなら関係なく受け止めることができるが、投げ技には無力なうえに大ダメージを受けてしまうので、相手との密着状況で使用するとリスクが高まる。
ドライブパリィはボタン短押しの発動でゲージ0.5本消費。長押しすると発動時間を延長できるが、そのあいだじょじょにゲージが減少していく。あえて長押し発動を見せて相手の攻撃を誘うのもひとつの手だ。
③ドライブラッシュ<ゲージ消費量0.5本 or 3本>:相手の懐に急速接近
ドライブラッシュは、相手に向かって急速接近する移動技。奇襲や、連続技(コンボ)の中継など、幅広い使いみちが存在する。
発動方法は、"ドライブパリィから派生"と、"一部の通常技をキャンセルして発動"の2パターンがある。“ドライブパリィから派生"の場合はゲージ0.5本消費。"一部の通常技をキャンセルして発動"の場合は、一気に3本を消費してしまう。
オススメの活用方法は、ドライブパリィから即座にドライブラッシュを発動し、相手の懐に潜り込んでから通常投げをくり出す使いかた。奇襲に驚いてガードを固めた相手からダメージを奪うことができ、ゲージの消費も少なく済む。
④オーバードライブ<ゲージ消費量2本>:必殺技の性能を強化
特定のコマンドを入力をすることで、各キャラクターの必殺技の強化版である"オーバードライブ必殺技”を発動できる(リュウの「電刃練気」、豪鬼の「阿修羅閃空」など、オーバードライブ版が存在しない必殺技も一部存在する)。
たとえばルークの必殺技ライジングアッパーは、オーバードライブ版で放つと自身が瞬間的に無敵になる効果が付与され、ハイリスク・ハイリターンな切り返し手段にもなるなど、その恩恵は技によってさまざまだ。
オーバードライブ版の必殺技は、発動時にゲージを2本消費する。強力なだけに連発しがちなので、オーバードライブ発動後のドライブゲージの残量はつねに気にかけておこう。
⑤ドライブリバーサル<ゲージ消費量2本>:ローリスクな切り返し手段
ドライブリバーサルは、相手の攻撃をガードした瞬間、もしくはダウンから起き上がる最中に発動できる打撃技。
発動中は自身が瞬間的に無敵になり、打撃部分をヒットさせた場合は相手を吹き飛ばすことが可能。相手を遠ざけつつ仕切り直すことができる。
ガードされた場合は反撃を受けることもあるが、切り返しの手段としては比較的ローリスク・ローリターン。ゲージ消費量はオーバードライブと同じく2本なので、状況に応じて使い分けよう。
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