重要なポイント
DLCのボス"双月の騎士、レラーナ"は二刀流や魔法を使う強敵だが、隙を突いた反撃や削り能力が高い攻撃による体勢崩しが有効。遺灰"大盾兵"を召喚すれば連携が取りやすくなる。撃破後に得られる"レラーナの双剣"は、魔力と火を使う戦技"月と火の構え"が特徴で、特化ステータスとタリスマンの併用で真価を発揮する。
『エルデンリング』のダウンロードコンテンツ(以下、DLC)『SHADOW OF THE ERDTREE』の序盤にたどり着く"エンシスの城砦"。
ここでは、追加ボスの"双月の騎士、レラーナ"(以下、レラーナ)がプレイヤーの前に立ちはだかる。レラーナを撃破すると、道具"双月の騎士の追憶"が手に入り、軽大剣"レラーナの双剣"に交換することが可能だ。
レラーナの攻略方法
"エンシスの城砦"は、DLCマップの玄関口となる祝福"墓地平原"から北上すれば、すぐ内部に入ることができる。
"エンシスの城砦"の最奥では、レラーナが出現。レラーナには、怯ませたり、状態異常を付与したりと様々な攻略方法が有効だが、まずは"レラーナ"の基本的な攻撃パターンについて解説していこう。
①"レラーナ"の攻撃パターン(基本的な攻略方法)
レラーナは両手に構えた二刀流の剣による連続攻撃が特徴的なボスだ。攻撃パターンは多岐にわたり、同じ連続攻撃かと思いきや、途中で別の攻撃へと分岐する場合もあるので、慣れないとすべての攻撃を見切ることは難しい。
さらに、プレイヤーが遠距離にいると魔法を使った攻撃を繰り出してくる。なるべく近距離で戦い続け、レラーナの攻撃パターンが切り替わりにくいように立ち回るのがおすすめだ。
その一方で、隙を晒す攻撃やプレイヤーに届かない死角のある攻撃も多い。たとえば、両手の剣を同時に振り下ろす攻撃や両手の剣で同時に突き刺す攻撃は隙が長く反撃しやすい。
逆に、片手の剣だけで攻撃した場合は連続攻撃につながることが多いので、とくに注意が必要だ。
また、レラーナに回り込むようにして移動し続ければ、ローリング回避を使わずとも攻撃が当たらない瞬間もあるので、基本的には足を止めずに戦っていこう。
レラーナは、一定のダメージを与えると、両手の剣にそれぞれ魔力と火をエンチャントし、より強力な攻撃を放つようになる。
しかし、エンチャント中であっても攻撃を与えられるうえに、相手の隙も長いので、出血などの大ダメージが発生する状態異常を駆使すれば、レラーナのエンチャント中にHPを削り取り、何もさせずに倒すことも可能だ。
②体勢崩しや怯ませることを重視した攻略方法
レラーナは、ほかのボスに比べると、体勢を崩させたり、怯ませたりすることが圧倒的に簡単なボスだ。
とくに、体勢の削り能力が高い"特大武器"のタメ強攻撃などを当てれば、2発で体勢を崩せることも。
体勢崩しとは、連続で何度も攻撃を当てたり、体勢の削り値が高い攻撃や戦技を使ったりすることで、敵の行動不能状態を誘発することを指す。そして、敵が動けないあいだには、強力な"致命の一撃"を入れられる。
また、遺灰で召喚した霊体を使って連続で怯ませることも非常に有効。消費FPが少ないうえに入手難度も低い"大盾兵の遺灰"を使えば、5体の霊体が次々に攻撃してくれるので、レラーナを取り囲んで連続で怯ませやすい。
大盾兵の遺灰
消費FP74
効果
大盾兵の霊体を5体召喚する
その名称や見た目の通り、盾役としてレラーナの攻撃をしっかりと引き受けてくれる。さらにレラーナの攻撃は、大盾兵の霊体のガードを崩しにくいので、継戦能力も非常に高い。
とはいえ、攻撃力自体はかなり低めなので、大盾兵の霊体たちがレラーナを怯ませたり、レラーナが霊体を狙ったりしているときに、プレイヤー自身も攻撃に参加しよう。
このときに、体勢の削り能力が高い攻撃を使えば、簡単にレラーナの体勢を崩せるので、"特大武器"のタメ強攻撃などを積極的に当てれば、簡単に"致命の一撃"へと持っていける。
③出血を駆使した攻略方法
前述の通り、レラーナには状態異常が有効だ。加えて、レラーナが長い隙を晒すエンチャント中は、出血による大ダメージを発生させやすい。
なかでも"血鬼の腕"のような出血の蓄積量と体勢の削り能力を両立した武器を使えば、エンチャントが終わるまえに、出血と"致命の一撃"による大ダメージを両方叩き込めるので、一瞬で倒すことも可能だ。
"レラーナの双剣"の活用方法
レラーナを撃破すると、道具"双月の騎士の追憶"をドロップする。ゲーム序盤からプレイヤーの拠点となる"円卓"において、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の"指読みエンヤ"に話しかけることで"レラーナの双剣"と交換できる。
レラーナの双剣
軽大剣
標準/刺突
月と火の構え
消費FP:-(10/25)
重量:8.0
"レラーナの双剣"は、両手持ちの入力時に、武器を2本持ってなくても二刀流となる特殊な武器。
さらに、専用戦技"月と火の構え"を持ち、能力値の筋力、技量、知力、信仰の4つが高いときに最大限に威力を発揮できるため、活用するにはほとんどの場合、プレイヤー側の準備が必要だ。
"月と火の構え"は、発動時に片手持ちのときでも二刀流となり、それぞれの剣に魔力と火をまとわせて構えを取る。
そこから、通常攻撃を入力すれば、遠距離に届く魔力の斬撃を放ち、追加入力で複数の斬撃を繰り出せる。
一方、構えを取ったときに強攻撃を入力すれば、プレイヤーキャラクターの周囲を円形に囲む炎の柱を発生させる。
非常に派手な見た目の戦技だが、その分だけFPの消費も激しく、隙も長いため、実際にボス戦で使う場合は、戦技のすべてを当て切ることは難しい。
ただし、それぞれの攻撃は、戦技の構え状態から派生する攻撃なので、1.14アップデートで上方修正を受けた"レラーナのカメオ"による攻撃力アップ効果が適用される。
ほかにも、"アレキサンダーの破片"のような戦技の威力を上昇させるタリスマンを併用すれば、さらに威力を伸ばすことができるので、気になる方はぜひステータスとタリスマンを吟味してから使ってみてほしい。