
重要なポイント
- 『ELDEN RING NIGHTREIGN』は、2日間のサバイバルを行い、3日目の最終日に強大なボスと戦うアクションゲーム。
- プレイヤーは自身の選んだキャラクターでルーンを集め、探索しながらキャラを強化し、ボス戦に挑む。
- マルチプレイ時は集団行動を心がけ、レベルアップや武器スロットの活用が重要。
『ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)』は、"夜渡り"となって2日間のサバイバルと3日目に控える強大なボスとの戦いに挑むアクションゲームです。本記事ではゲームの基本的な流れと、プレイする際に押さえておきたいポイント点を紹介します。
ゲームの基本的な流れ
『ELDEN RING NIGHTREIGN』では、6人(+追加キャラ2人の合計8人)からひとりを選び、広大なマップでの戦いに挑みます。
本作はローグライト的な要素を持っており、スタート地点や敵の配置、手に入るアイテムは基本的にランダムです。プレイヤーは敵を倒すなどしてルーン(経験値兼ゲーム内資金)を集め、マップ内のボスを撃破した際の報酬として得られる、HP増加などのバフ(能力効果)や武器を獲得していくことでキャラを強化していきます。
ゲームは2日間の探索と、3日目に挑む大ボス"夜の王"との戦いで構成されています。1日目と2日目は一定時間が経過すると、ダメージゾーンとなる雨が降り始め、バトルロイヤル型シューティングゲームのように、行動可能な範囲が狭まっていきます。
1日目と2日目の最後には安全圏が非常に小さな範囲にまで狭まり、そこでボス戦が発生します。1日目のボスを倒せば雨が止み、ふたたびマップ全域を探索できるようになります。2日目も同様に探索とボス戦を行い、無事に生き残れば夜の王との戦いに挑む3日目に突入します。3日目では別マップに移動し、探索は行わずに夜の王と戦います。

本作はマッチング設定により3人でのオンライン協力プレイで挑むか、シングルプレイで挑むかの選択が可能です。キャラクターの動かしかたや地形の把握を進めたい場合、まずはシングルプレイで挑むのもいいでしょう。
押さえておきたい基本的なポイント
ここからは、『ELDEN RING NIGHTREIGN』をプレイするうえで押さえておきたいプレイの基本となる5つのポイントを紹介します。
①マルチプレイで挑む場合は集団行動が大事
マルチプレイでは3人で戦いに挑むことになりますが、基本的には集団行動を心がけましょう。集団で動けば手数が増えるため敵の撃破も早くなり、ルーン稼ぎや各地にいるボスの撃破報酬の回収もスムーズになります。
また、マルチプレイ中はHPが尽きて瀕死状態になった際に、味方に蘇生してもらえます。味方とまとまって行動していれば復活できる可能性も高くなるため、死亡によるレベルダウンのペナルティを避けやすくなります。
集団行動を行ううえで重要なのが、地図でのピン刺しです。地図で刺したピンはほかのプレイヤーにも共有されるので、何もしないよりは3人でまとまって動きやすくなります。ほかの誰かが刺したのと同じ場所にピンを刺すことで同意を示すこともできるので、まずはほかのプレイヤーのピンに便乗していくといいでしょう。

ピンは赤や緑の光で示され、複数人が同じ場所にピンを刺すと白い光に変化します。
味方が示したピンをカメラ内に収めていれば、右スティックの長押しで同じ場所にピンを刺すことができます。同意を示すだけであれば地図を開く必要はない、というのは覚えておきましょう。
②戦力強化の基本はレベル上げ

足元にある黄色い光が祝福。近づくことでHPなどが回復し、調べることでレベルアップが行えます。
ゲームは毎回レベル1からスタートし、敵を倒すなどしてルーンを集め、各地にある"祝福"(と呼ばれる光)を調べることでレベルアップが可能です。レベルアップすることでHPやスタミナ、与ダメージに関わる能力などが上昇するため、戦力強化の基本となります。1日目の夜にレベル7程度、2日目の夜にレベル12程度に達していればある程度順調と言えるでしょう。
レベル1から3までの序盤は道中にいる通常の敵を中心に狩り、レベル4以降は攻略拠点にいるボスの撃破も狙うなど、レベルに合わせて狩場を変えていくのがセオリーです。レベルが低いうちに強すぎる相手に挑むと火力不足で時間がかかり、かえってロスにつながる可能性もあるので、倒しやすい敵から確実に撃破していくことが重要です。
ただし、出血や凍結など、大ダメージを与えられる状態異常を扱える場合、低レベルからボスの撃破を狙うこともできます。

画面左上には現在のレベルが表示されますが、所持ルーンがレベルアップに必要な量を超えるとレベルの左に矢印が表示されます。祝福で立ち止まらなくてもレベルアップの可否が判断できるので、移動時は画面左上を確認するようにしましょう。

2日目に突入した際などに黒い竜のようなマークで示されるのが"恐るべき強敵"。
攻略拠点ではなくマップ内に直接配置されているボス、"恐るべき強敵"は名前のとおりかなり手強く、1日目で挑むにはハードルが高い相手です。こちらも出血などを駆使すれば1日目から撃破を狙うことは可能ですが、戦力が整ってから挑むようにしましょう。
③武器スロットは基本的にすべて埋める
本作では左右の武器スロットに各3個、合計6個の武器をセットできます。武器にはランダムで付与される付帯効果(いわゆるパッシブ効果)が存在し、基本的には所持しているだけでその効果を発揮します。
自分が使わない武器であっても付帯効果が優秀であれば拾う価値があるので、全6個の武器スロットは基本的にすべて埋めるようにしましょう。
とくに、カット率上昇の付帯効果は被ダメージを減らすことで瀕死になるピンチを切り抜けられる可能性もあるので、優先的にゲットしておきたいところです。

アイコンに手のマークが付いている付帯効果については、武器スロットにセットするだけでなく、実際にその武器を出していないと効果が発動しません。その付帯効果が必要なときだけ武器を切り換えるなどして、効果が無駄にならないようにしましょう。

(プレイステーション5版の場合)アイテムの近くで△ボタン+R3ボタンを押すと、ピンを刺して味方にそのアイテムの位置を知らせることができます。味方に有用な装備が出た際などは、このピン刺しも活用しましょう。
④雨が降り始めたら安全地帯を確認

薄く青がかった色で示される円が雨の範囲を示し、白い線で描かれた円に向かって収束していきます。
1日目と2日目では、一定時間が経過すると雨(ダメージゾーン)が発生し、雨のなかではつねにダメージが発生するようになります。雨が降り始めたら地図で安全な範囲を確認し、そちらに向かうのが基本です。とくに、プレイに慣れていないうちは雨が降ってきたら安全地帯に向かうことを意識しましょう。
ある程度ゲームに慣れてきたら、雨が降ってきたら即撤退ではなく、安全地帯に向かいながら道中での探索やボスの撃破を狙っていくのも有効です。日をまたいでも敵のHPは引き継がれるので、1日目に仕留めきれなかったボスも、2日目で改めて討伐に向かうことができます。

教会では祝福に近づくと補充できる回復アイテム・聖杯瓶の使用回数を増やすことができます。使用回数を増加させた際に聖杯瓶の数が最大まで補充されるので、ギリギリ雨に飲まれる程度の距離であれば、聖杯瓶を使いながら強引に教会まで突入して聖杯瓶の使用回数を増やすのも有効です。

1日目、2日目の探索中に死亡するとレベルが1低下し、レベルアップに必要なぶんのルーンと所持していたルーンをその場に落としてしまいます。雨のなかにルーンを落とすと回収が困難になるので、雨のなかでの死亡はとくに避けたいところです。
⑤味方の蘇生は無理をしない

瀕死になった味方の上には紫色の蘇生ゲージが出現。
本作では瀕死になった仲間を攻撃することで蘇生が可能です。瀕死になると蘇生ゲージが表示され、ゲージがなくなるまで攻撃を行うことで味方が復活します。瀕死になった回数に応じて蘇生ゲージは増加し、復活に必要な攻撃量も増えていきます(ゲージ増加は最大3回まで。日をまたぐことでリセットされます)。
倒れた味方をロックオンすることでより確実に攻撃を当てやすくなりますが、蘇生しようとしているあいだに敵の攻撃を受け、自分もやられてしまっては本末転倒です。敵が近くにいる状況では無理をせず、安全を確保したうえで蘇生を行うようにしましょう。