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『エルデンリング ナイトレイン』と『エルデンリング』の違い


作成日 2025 年 07 月 04 日

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重要なポイント

『ELDEN RING NIGHTREIGN』は『エルデンリング』を基にしつつ、バトルや成長システムに独自の変化が加えられた新作です。キャラクターは選択式で成長固定、高速移動や落下ダメージの撤廃など、細部まで仕様が刷新されています。プレイ感覚が大きく変わる10の要素を押さえておきましょう。

『ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)』は、オリジナルの『ELDEN RING(以下、エルデンリング)』のシステムを基本としていますが、バトルシステムや装備品、アイテムに関する仕様は細かく異なっています。本記事では、『ELDEN RING NIGHTREIGN』をプレイするうえで押さえておきたい10の違いを紹介します。


メモ
記事中の操作説明はプレイステーション5版のものです。

①使用キャラクターは選択式

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。レディの詳細画面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』ではキャラクターを作成し、レベルアップ時にはどの能力を伸ばすか自分で選ぶ形式でしたが、『ELDEN RING NIGHTREIGN』では8人のキャラクターを使うスタイルになっており、レベルアップ時の成長も固定となっています。

使用できるキャラクターはそれぞれ能力の傾向や回避性能が異なるほか、クールタイムの短いスキルや、敵の撃破でゲージを溜めて放つ強力なアーツなど、固有の能力も持っています。使うキャラによって立ち回りが変化するのも本作の特徴と言えます。

②トレント(馬)なしで高速移動可能&落下ダメージ撤廃

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。高所から落下している場面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』ではトレントと呼ばれる霊馬に乗ることで高速移動を行っていましたが、『ELDEN RING NIGHTREIGN』では左スティックを押し込むことで通常のダッシュよりも速い疾走を行うことが可能です。同様に、霊気流と呼ばれる大ジャンプ用のポイントでもトレントなしで大ジャンプができます。

また、本作では基本的に落下ダメージが撤廃されており、『エルデンリング』であれば死亡してしまうような高さから落下してもダメージを受けることはありません。ただし、一部に存在する奈落などに落ちた場合は死亡してしまうので注意しましょう。

③弓や盾でも致命の一撃が可能&致命の一撃中は攻撃チャンス

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。弓で致命の一撃を仕掛けている場面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

敵の背後に密着した状態でR1ボタンを押す、あるいは敵の体勢を崩した際に正面か背面から密着した状態でR1ボタンを押すと発動する"致命の一撃"は、固定のモーションで大ダメージを与える投げ技のような要素です(一部、通用しない敵もいます)。

『ELDEN RING NIGHTREIGN』では致命の一撃に関する仕様も変化しており、弓や盾といった武器でも致命の一撃を仕掛けることが可能になっています。弓がメインウェポンとなるキャラクター・鉄の目を使用する際は、弓でも致命の一撃を入れられることは覚えておきましょう。

また、『エルデンリング』では致命の一撃を仕掛けている最中、および敵が復帰するまではほかのダメージが入りませんでしたが、本作ではこの無敵時間のようなものが撤廃されています。味方が致命の一撃を仕掛けている最中は攻撃のチャンスなので、攻撃の手を緩めずに畳み掛けましょう。

④瀕死状態が存在&死亡するとレベルダウン

『ELDEN RING NIGHTREIGN』ではHPが尽きるとまず瀕死状態になり、蘇生用のゲージが出現します。蘇生ゲージは味方が攻撃を当てることで減少し、ゲージがなくなるまで攻撃を加えればその場で復活することが可能です。

1日目および2日目の探索中と、1日目・2日目の夜および3日目のボス戦とで瀕死状態の仕様も若干異なり、探索中であれば瀕死になって一定時間が経つと死亡し、少し離れた位置で復活します。夜のボス戦では時間経過による死亡は発生せず、味方に蘇生されるかボスを撃破するまで瀕死状態が持続し、味方全員が瀕死状態になるとゲームオーバーとなります。

死亡してしまうとレベルが1減少し、レベルアップに必要なぶんのルーン(経験値・お金)と、所持していたルーンをすべてその場に落としてしまいます。死亡時に敵が近くにいると敵がルーンを盗むことがあり、その場合はルーンを盗んだ敵を倒すことでルーンの回収が可能です。


注意
死亡時に落としたルーンを回収するまえに再度死亡すると、まえに落としたルーンは失われてしまいます。大きなロスにつながってしまうので、死亡後はルーンの回収を優先しましょう。

⑤装備の能力要求が撤廃&レベル要求に変化

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。特大武器を持っている復讐者。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』では武器ごとに必要な能力値が設定されており、筋力や信仰といった能力が要求値以上になっていないと武器の真価を発揮できませんでしたが、本作ではこの仕様が撤廃され、すべてのキャラがすべての武器を扱えるようになっています。

代わりに本作では、武器のレアリティごとにレベルが要求されるようになっています。アンコモン武器はレベル3、レア武器はレベル7、レジェンド武器はレベル10以上にならないとその真価を発揮できません。ただし、鍛石を使って強化した武器であればこのレベル要求は存在しません。


メモ
『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。無頼漢が特大武器を2本持って疾走する場面。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』にあった装備重量の概念も撤廃されており、特大武器などを大量に所持していても大きなデメリットは発生しません。ただし、特大武器などを出している状態では、移動速度が若干低下します。長距離を移動する際は軽い武器に持ち換えるのもいいでしょう。

⑥弓にもエンチャント可能

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。エンチャントした弓を構えている場面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』では、弓や大弓といった武器は両手持ちにしないと使用できませんでしたが、本作では片手持ちでも即座に射撃が可能です。片手に近接用武器、片手に弓を持っておけば即座に遠距離・近距離戦を切り換えることもできます。

また、本作では矢やボルトがアイテムとして存在せず、弓やクロスボウを装備していれば無制限に射撃を行えます。『エルデンリング』に存在していた火矢など属性付きの矢も存在しませんが、本作では弓へのエンチャント(アイテムなどを使った属性ダメージ付与)が可能になっています(大弓・クロスボウはエンチャント不可)。

⑦戦技や魔術、祈祷が装備に依存

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。ボス戦で魔術を放つ場面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』では武器にセットして発動できる特殊攻撃の戦技や、魔術・祈祷といった魔法系の攻撃はアイテムの一種として集める対象になっていましたが、本作ではいずれも武器にランダム(一部は固定)で付与されるものになっています。

魔術や祈祷をメインで戦うキャラクターはどんな武器を拾えるかで立ち回りが大きく変化するので、魔術を使える杖、祈祷を使える聖印の入手方法を把握しておきたいところです。

⑧聖杯瓶が消費アイテムとは別枠に

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。聖杯瓶で回復している場面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

祝福(マップ上に点在する休憩ポイント)に立ち寄ると自動で補給される回復アイテムの聖杯瓶が、本作ではほかの消費アイテムとは別枠扱いになっており、□ボタンで聖杯瓶を使用、方向キーの上で消費アイテムを使用します。

マップ内に点在する教会に立ち寄ることで聖杯瓶の使用回数を増やせる、というのも『エルデンリング』とは異なる点です。

⑨苔薬の効果が永続&重ね掛け可能になっている

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。苔薬による状態異常耐性アップの効果。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

毒の苔薬などのアイテムは、『エルデンリング』では蓄積した状態異常ゲージを回復するものでしたが、本作ではその効果に加え、永続する状態異常耐性アップの効果も獲得できるようになっています。耐性アップは重ね掛けできるので、苔薬は積極的に使っておきましょう。

アイテムスロットが埋まっている場合でも、アイテムの近くで△ボタンを押しながら方向キーの上を押すとその場でアイテムを使用できるので、教会などで見かけた際は使っておきましょう。

⑩属性付きの武器にもエンチャント可能

『ELDEN RING NIGHTREIGN』のゲーム画面。武器にエンチャントを行う場面。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2025 FromSoftware, Inc.

『エルデンリング』では近接武器のなかでも固有の戦技を持つものなどには属性を付与することができませんでしたが、本作ではすでに属性攻撃力を持っている武器に対してもエンチャント(アイテムなどを使った属性ダメージ付与)が可能です。もともと雷ダメージを与えられる武器に炎エンチャントを行った場合、雷と炎、両方のダメージを与えることができます。

炎属性武器に炎属性エンチャントを行うなど、同属性のエンチャントを行った場合は、若干ですが属性ダメージが加算されます。ただしエンチャントの重ね掛けはできず、2種類のエンチャントを行った場合はあとに使用したエンチャントで上書きされてしまいます。