重要なポイント

『マインクラフト』の"シャベル"は、土系ブロックを壊すときや土の道を作るときに使う道具アイテムです。特定の素材1個と棒2本を縦1列に並べて作成が可能。全6種類のシャベルがあり、使用する素材によってブロックを壊せる速度や攻撃力が異なります。また、シャベルにはエンチャント（武器や防具を強化する追加効果）も付けることができます。

『マインクラフト』（以下、『マイクラ』）の道具アイテムのひとつであるシャベルは、土系ブロックを早く壊すときに役立ちます。全部で6種類のシャベルがあり、クラフトする素材によって壊す速度や攻撃力が異なるため、目的に応じてアイテムを使い分けることが重要になります。本記事では、シャベルの作りかたと使いかた、性能や付与できるエンチャントについて解説します。

メモ

エンチャントとは、武器、防具、道具を強化することができる追加効果のことです。

シャベルの性能と作りかた

石のシャベルを作るときは、丸石1個と棒2本を作業台の指定された場所（写真の位置）に配置する。

シャベルは、土系ブロックを壊したり道を作ったりするときに便利な道具。土ブロックは素手でも壊せますが、シャベルを使うことでより素早く壊すことができます。

なお、以下の表内の"耐久力"は、1本のシャベルで壊せるブロックの数を表しています。"攻撃力"は、敵の体力(ハート)を１度の攻撃で減らすことができる数です。

メモ

シャベルは、土や草ブロックなどの土系ブロックを壊す以外に土の道を作ることもできます。土の道はおもに、村を作るときの装飾として使うことがほとんどですが、敵がスポーン（出現）するのを抑える効力もあります。

注意

金のシャベルは、ブロックを壊すスピードがとても速いですが耐久力が非常に低いところが難点。使用してもすぐに壊れてしまうので、ブロックを壊す際は金のシャベル以外のシャベルを使うことをオススメします。

木、石、鉄、金、ダイヤモンドのシャベルの作りかた

ダイヤモンドのシャベルは、ダイヤモンド1個と棒2本で作れる。

シャベルを作成するには、棒2本と特定の素材1個が必要です。木、石、鉄、金、ダイヤモンドのシャベルを作るためのクラフトレシピは下記にまとめています。

ヒント

シャベルを作成する際は、（上の写真を参考に）指定された場所に特定の素材を配置する必要があります。レシピは、作業台上段いずれかに素材を1個、とその下に棒2本を縦に配置。素材と棒が縦に配置されている状態であればシャベルを作れますが、そのほかの置き方では作成できませんのでご注意ください。

ゲーム画面左側にあるアイテム管理画面から作成したいシャベルを選びクラフトする方法なら、各素材が自動で作業台に並べられるので配置位置を覚える必要はありません。

シャベル（木、石、鉄、金、ダイヤモンド）が手に入る場所

シャベルは作業台でも作成できるほか、村人の家や遺跡のなかにあるチェスト（箱）、村人との取引などでも入手が可能です。

①チェストの戦利品として入手

シャベルを入手できるチェストの種類と確率は以下のとおりです。

・村人の家にあるチェスト：村人の家にある道具鍛冶のチェストに鉄のシャベルが41.2パーセントの確率で入っています。

・砦の遺跡にあるチェスト：砦の遺跡とは、ネザー（マイクラの別世界）に生成される城のような大きな構造物のこと。遺跡内に生成されるチェストのなかにダイヤモンドのシャベルが6.7パーセントの確率で入っています。

②村人との取引で入手

シャベルは、村人との取引でエメラルドと交換することもできます。

・道具鍛冶

村人は、司書や革職人といった職業に就いています。そのなかでシャベルを販売しているのが道具鍛冶です。道具鍛冶はシャベル以外にも、ツルハシやクワ、オノなども販売していてエメラルド1個と石のシャベル（オノ、ツルハシ、クワ）を交換できます。村人のレベルが上がるとエンチャントが付いたシャベルも取引できるようになります。

ヒント

村人の近くに鍛冶台を置くと、道具鍛冶の職業に就かせることができる。

道具鍛冶と取引をするには、村人のなかから"道具鍛冶"に就いている人を探す必要があります。もし、いなければ村人の近くに"鍛冶台"を設置して道具鍛冶に転職させましょう。鍛冶台の周囲1マス以内に村人が近づくと、職業が道具鍛冶になります。

メモ

村人には交易レベルという要素があり、新米→見習い→一人前→熟練者→達人の5段階が設定されています。レベルが上がるごとに交換できるアイテムの種類が増え、より価値の高いアイテムを取引できるようになります。

ネザライトのシャベルの作りかた

鍛冶台を使って、特定の素材をセットすればネザライトのシャベルが作れる。

シャベルには、より強力な"ネザライトのシャベル"というアイテムがあります。作りかたは、ダイヤモンドのシャベル1本、ネザライトインゴット1個、ネザライト強化素材1個を鍛冶台にセットして作成するだけです。

メモ

鍛冶台は、木の板材4個と鉄インゴット2個を作業台に設置してクラフト可能です。ネザライトのシャベルを使うことでブロックを壊すスピードが上がったり壊れにくくなったりとさまざまな性能がアップします。

・ネザライトインゴットの入手場所

ネザライトインゴットを作るには、ネザーにある"古代の残骸"を入手する必要があります。入手したら、かまどもしくは溶鉱炉で焼いてネザライトの欠片にします。最後に、ネザライトの欠片4個と金のインゴッド4個をクラフトすれば作成終了です。また、ネザーに生成される構造物・ピグリン要塞のチェスト（箱）から入手することも可能です。

ヒント

金のインゴッドは、金の原石をかまどもしくは溶鉱炉で焼くことで入手できます。

・ネザライト強化素材の入手場所

ネザライト強化素材は、ピグリン要塞にあるチェストの戦利品として入手可能です。複製をしないと使い切りになってしまうので、使用する際は注意しましょう。複製方法は、ダイヤモンド4個、ネザーラック1個、ネザライト強化素材1個を作業台でクラフトするだけ。これにより、ネザライト強化素材を2個に増やすことができます。

シャベルにエンチャントを付ける方法

エンチャントとは、武器や防具などを強化することができる追加効果のことです。シャベルにエンチャントを付けるには、エンチャントテーブルまたは金床のどちらかを使用します。

メモ

エンチャントを付けるとブロックを壊すスピードが上がったり、敵に与えるダメージ量が増えたりとより強力なアイテムへとアップグレードします。

①エンチャントテーブルでエンチャントする

エンチャントテーブルにシャベルとラピスラズリ鉱石をセットしてエンチャントする。

エンチャントテーブルにシャベルとラピスラズリ鉱石をセットしたあと、経験値とラピスラズリ鉱石を消費してエンチャントを付けられます。エンチャントテーブルに表示される効果は、ランダムとなっているのでどんな効果を付けられるかはそのときの運で決まります。

ヒント

エンチャントテーブルは作業台で作成可能。本を上段中央に1個配置、ダイヤモンドを中段左右に2個配置、黒曜石を中段中央に1個と下段に3個置いてクラフトできます。ほかの置きかたでは作成できません。

②金床でエンチャントする

シャベルとエンチャントの本を金床に設置すると、エンチャントされたシャベルが出来上がる。

金床では、"エンチャントの本"を使ってシャベルに直接エンチャントを付けられます。消費するのは経験値のみとなっていて、エンチャントテーブルより少ないコストで効果を付与できるのがポイントです。

メモ

金床は、"鉄ブロック"を作業台上段に3個配置、鉄インゴッドを中段中央に1個と下段に3個配置してクラフト可能。ほかの置きかたでは作成できません。

シャベルに付けられるエンチャントの種類と効果

シャベルに付けられるエンチャントは、全部で6種類。それぞれの効果は以下のとおりです。

メモ

"〇"が付いたエンチャントは、競合していて同時に付けることはできません。

ヒント

シャベルはおもに、土系ブロックを壊すときに重宝するツールなので、採掘速度が速くなる"効率強化"やアイテムが壊れにくくなる"耐久力"のエンチャントを付けるとより効率よく使用することができます。