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『マリオカート ワールド』150ccで星3を取るコツ


作成日 2025 年 06 月 17 日

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重要なポイント

『マリオカート ワールド』の"グランプリ"や"サバイバル"の150ccではライバルが非常に手強く、星3(最高評価)をもらうのは簡単ではありません。しかし、いくつかの点を意識すれば、勝率を高めることはできます。要点をおさえ、連続で1位を狙いましょう。

『マリオカート ワールド』では、"ひとりで"の"グランプリ"や"サバイバル"をクリアーすると、トロフィーをもらえます。また、レース(区間)ごとの成績に応じて、もらったトロフィーに1~3個の星がつきます(星3が最上位)。

本記事では、もっとも難易度の高い150ccで星3を取るためのコツ(レース中に意識したいこと)を解説します。


メモ
『マリオカート ワールド』の"cc"は、カートの排気量を示しています。50cc・100cc・150ccの3種類があり、150ccがカートの最高速度がもっとも高く、ライバルも手強くなります。

ちなみに、星3をもらうこと自体にメリットはとくにありません(2025年6月中旬時点)。やりこみ要素の一環だと考えておきましょう。

星3をもらう条件

"グランプリ"と"サバイバル"で星がもらう条件は、以下のとおりです。

グランプリ

星の数 条件
星3 60ポイント獲得(4レースすべて1位)
星2 57~59ポイント獲得
星1 54~56ポイント獲得

【各レースの順位による獲得ポイント】

順位 獲得ポイント
1位 15
2位 12
3位 10
4~5位 9
6~7位 8
8~9位 7
10~12位 6
13~15位 5
16~18位 4
19~21位 3
22~23位 2
24位 1

サバイバル

星の数 条件
星3 すべての区間を1位で通過し、1位でゴールする
星2 各区間を上位で通過し、1位でゴールする
星1 1位でゴールする

メモ
"グランプリ"も"サバイバル"も、上位の"cc"で星をもらった場合は、下位の"cc"でも同じ個数だけ星をもらえます(例:"キノコカップ"の150ccで星3をもらうと、100ccと50ccも星3になる)。

50ccから段階的にクリアーしていくのもよいですが、腕に自信があり、手っ取り早く星3で埋めつくしたい場合は、最初から150ccで挑戦しましょう。

星3をもらうコツ

星3をもらうために、レース中にとくに意識したい点を解説します。

①"コイン"をたくさん集める

コイン20枚持って走っている

© Nintendo

『マリオカート ワールド』では、レース中に"コイン"を集めると自分のカートの最高速度が上がっていき、20枚で最大になります。

150ccともなればドリフト・ミニターボ・ショートカットといった基礎の徹底はもちろん大切ですが、筆者がプレイ中に「150ccで星3をもらうためにもっとも重要ではないか?」と実感したのが、この"コイン集め"でした。

『マリオカート ワールド』は従来の『マリオカート』シリーズと比較してもライバルたちが手強く、距離を離すのが簡単ではありません。とくに150ccでは自分が大きなミスをしていなくても、ライバルと上位で競り合うような状況になりがちです。

ピーチ+マッハレーサーの性能
© Nintendo

筆者の場合、カートの性能はまったく気にしていません(レースゲームではあるまじき対応!?)。ただ、できればみなさんにも自分の好きなキャラクターやカートで挑戦してほしいと思います。

筆者は、自分の好きな"ピーチ"と"マッハレーサー"を使って150ccの星3に挑戦していたのですが、"グランプリ"の左から3番目の"スターカップ"でつまずき、何度もやり直しました。若干ココロが折れかけたそのとき、「そういえば、"コイン"を意識して集められていなかった……」と気がつきました。

そして、次のレースから"コイン"を必死で集めてみたところ、それまでのレースとはまるで違い、2位以下に大きな差をつけられるようになりました。結果、無事に"スターカップ"でも星3をもらい、さらにそれ以降の"グランプリ"も同じ要領で順調にクリアーできたのです。

自分が1位のときはコースに落ちている"コイン"をなるべく拾い、"アイテムボックス"から"コイン"(アイテム)が出たときは、20枚以下なら早めに使う。集団のそばを走っているときは、ライバルが落とした"コイン"を可能なかぎりいただく。

……といったように、できるだけ20枚に近い状態をキープできるように"コイン"を集めてみましょう。もしこれまであまり意識していなかったのなら、きっとレースの展開に変化が生まれるはずです。

②"トゲゾーこうら"を回避する

トゲゾーこうら回避

© Nintendo

うしろから高速で追いかけてきて、無慈悲な大爆発をしかける悪魔のようなアイテム"トゲゾーこうら"。当たると激しくクラッシュして大きなロスが生じるうえ、"バナナ"や"こうら"といった大切な防御用のアイテムも失ってしまうため、対策は必須です。

そんな"トゲゾーこうら"を回避するにはいくつかの方法がありますが、自分がつねに1位を走っていると仮定した場合は、選択肢が以下A~Cのいずれかになります。

  • A:"リワインド"を使う
  • B:"スーパークラクション"で破壊する
  • C:減速して2位にぶつける

そして今回、強くオススメしたいのが"A"です。理由は"方向キー"の下を押すだけで簡単に実行でき、リスクも低めだからです。

"B"は安全かつ走行を続けられるのでメリットは大きいのですが、自分が1位のときに"スーパークラクション"を入手できる確率は低めなので、安定性に欠けます。

また、"C"は2位との距離が大きく離れている場合には使えず、実行した場所がゴール付近の場合、追いついてきたライバルが1位になってしまうおそれがあります。

"A"は自分の位置が少し後ろに戻ってはしまいますが、"トゲゾーこうら"を食らうよりはロスが少なくて済みますし、持っているアイテムも維持できる点が優秀です。

また、前項で解説した"コイン"集めをしっかりできていれば、"リワインド"を数回使っても追いつかれない程度のリードは十分に確保できるので、問題ありません。積極的に活用しましょう!

③強力なアイテムを使った逆転になるべく頼らず、1位をキープする

ミドリこうらとバナナを持って走っている

© Nintendo

『マリオカート』シリーズには全24種のアイテムがあり、強力なものをうまく使えば大逆転を狙えます。しかし、今回のように"すべてのレース(区間)で1位を狙う"ことが目的の場合には、あまり頼りにすべきではないかもしれません。

なぜなら、"アイテムボックス"から出てくるアイテムはつねにランダムだからです。

たとえば自分が10位くらいで最終ラップを走っていて、「"トリプルダッシュキノコ"が出れば最後のショートカットで勝てる!」というときに、"ハテナブロック"などが出てきて超ガッカリ……といったことは日常茶飯事です。

最下位付近(20位前後)なら"パワフルダッシュキノコ"などが出やすいので、それらを使って一気にトップにおどり出ることもできるかもしれません。

しかし、途中で思わぬ妨害("サンダー"など)を受けて計算が狂ったり、コースによっては落下してしまう危険もあります。このような点を踏まえると、運任せのアイテム頼みはやはり安定性に欠けます。


メモ
『マリオカート ワールド』には、高所から落下すると最大3枚の"コイン"と、持っているアイテムを没収されるという厳しいペナルティがあります。

いっぽう、自分が1位のときにも「入手できるアイテムが弱い("バナナ"や"ミドリこうら" しか出ない)」、「"トゲゾーこうら"に襲われる」などのデメリットがあります。とはいえ、ライバルの集団が近くにいるときに比べれば、受ける妨害が大幅に減るのは大きなメリットだと言えます。

1位でゴールしたければ、できるだけアイテムに頼らず1位をキープする……じつは重要なポイントです。

④防御用のアイテムをしっかり用意

コインとバナナを持って走っている

© Nintendo

自分が1位を走っているとき、"トゲゾーこうら"と同様に厄介なのが、2位付近のライバルが放つ"アカこうら"です。食らってしまうとカートが転倒し、貴重な"コイン"を最大で3枚も落としてしまうので、つねに"バナナ"や"ミドリこうら"などを用意しておきましょう。

ただし、2個持てるアイテムのうち1個め(先に使うほう)に防御用のアイテムを置いていると、"テレサ"に奪われたり、"トゲゾーこうら"で破壊されたりして、その直後に"アカこうら"が飛んでくるケースも。

こうした事態を防ぐために、できれば1個めのアイテム欄には"コイン"を置き、2個めのほうに防御用のアイテムを置くようにしましょう。

その場合、"アカこうら"が迫ってきているアラートが見えたら、すぐに"コイン"を使って防御用のアイテムを取り出すのを忘れないように!

"サバイバル"について

サバイバルの区間を2位で通過

© Nintendo

ここまでに解説した内容は基本的に"グランプリ"も"サバイバル"も共通ですが、"サバイバル"の場合は、追加で把握しておきたい点がひとつあります。

それは、とくに最初の区間で1位になるためには、ある程度の"運"も必要だということです。"サバイバル"では後半になるほどライバルが減り、そのぶん妨害も少なくなるので、基本的にはラクになっていきます。

しかし、最初の区間はコイン"を十分に集めるのが難しかったり、入手したアイテムによっては1位におどりでることが難しかったりします。最後の"アイテムボックス"を過ぎた時点で「今回は1位になれそうにない」と判断したら、レースを中断してやり直すことも考えましょう。