
重要なポイント
リーチの長い槍を使った連撃と、巨大な盾による堅牢な防御が特徴の"ランス"。機動力こそ低いものの、敵に接近したあとは"ステップ"や"ガードダッシュ"などを駆使し、周囲に張りついて絶え間なく攻撃を続けられます。
全14種類の武器が登場する『モンスターハンターワイルズ』。従来の『モンスターハンター』シリーズらしさはそのままに、本作から各武器に新アクションが追加され、モンスターとの戦いにおける立ち回りの幅がさらに広がりました。本記事では"ランス"の使いかたや汎用コンビネーション技(以下、コンボ)を解説します。
"ランス"の特徴
ランスは、重厚な槍と盾を両手に構えて戦います。堅牢な"ガード"でジリジリと敵との距離を詰め、スキの少ない突き攻撃をつぎつぎと浴びせていきます。豊富なカウンター技も使いこなせば、文字どおり鉄壁となるでしょう。ほかの多くの武器では"回避"すると身を転がしますが、"ランス"の抜刀中は"ステップ"に変わる点も特徴的です。ただし抜刀や納刀の速度、抜刀中の移動速度が遅いため、敵の行動を予測したスムーズな立ち回りが求められます。
【おもな長所】
- "ガード"の性能が高く、そのままの状態で移動や攻撃ができる
- "ガード"を固める技やカウンター技も豊富
- 攻撃のスキは少なめで、手数が多い
- リーチが長い
【おもな短所】
- 抜刀や納刀の速度、抜刀中の移動速度が遅い
- "ステップ"などを多用するため、"スタミナ"の消耗が激しい
- 攻撃を弾かれた際のスキが大きく、反撃を受けやすい
- "風圧"に弱い
"ランス"の基本動作
"ランス"の基本的な操作や立ち回りを解説します。
"ガード"を固めて敵に張りつく
"ランス"は抜刀や納刀を何度も繰り返すことが戦闘時の時間的ロスにつながるため、いかに抜刀状態をキープしたまま戦うかがポイントになります。基本的には会敵したら"ダッシュ"で一気に近づき、"△"で"中段突き"を繰り出してそのまま攻撃するか、"R2"で"ガード"し、以降はできるだけ敵のそばを離れないようにして戦いましょう。
多くの攻撃は"ガード"で防げるので、動きをよく知らない敵との戦いではとりあえず"ガード"で様子を見るのもアリです。
"溜めカウンター"で反撃
"R2" + "〇"を長押しすると、"溜めカウンター"の構えをとります。この状態で敵の攻撃を受け止めると、そのまま反撃を繰り出します。"中段突き"や"上段突き"などの攻撃後にもすぐ使えるので、"ステップ"での回避や"ガード"が間に合わない場合にも活用しましょう。溜め中に攻撃が当たらなかった場合も、ボタンを離せば溜めの段階に応じた攻撃ができます(身体が赤く光るのが最大の段階)。
"パワーガード"でさらに防御を固める
"溜めカウンター"中に"〇"は離して"R2"を押したまま"✕"を押すと、"パワーガード"を繰り出します。この態勢でいるあいだは"スタミナ"を消費し続けますが、敵の攻撃を"ガード"した際の反動が軽減されるほか、全方位からの攻撃を"ガード"できます。また、"パワーガード"中にコマンド入力で攻撃(反撃)技を繰り出すことも可能です。
【"パワーガード"中にコマンド入力で繰り出せる技】
技 | コマンド |
飛び込み突き | "△" |
渾身返し突き (敵の攻撃を"ガード"した瞬間に押すと" 渾身返し突き【穿】に変化") |
"△" + "〇" |
大返し突き | "〇" |
"ガードダッシュ"や"突進"を移動に使う
"左スティック" + "R2" + "△"(もしくは"ガード"中に"左スティック" + "〇")で繰り出せる"ガードダッシュ"は、"ガード"したまま移動できる非常に便利な技です。敵のそばを動き回る際に活用しましょう。また、ダッシュ中にコマンドを押すと、それに応じたアクションをおこないます。"飛び込み突き"は威力が高く、弾かれることもないので強力です。
【"ガードダッシュ"中にコマンド入力で繰り出せる技やアクション】
技・アクション | コマンド |
盾攻撃 | "△" |
飛び込み突き | "〇" |
ガード | "R2" |
"R2" + "△" + "〇"で繰り出せる"突進"は、前方に槍を突き出したまま走り続けます。逃げる敵を追撃したり、敵との距離を詰めるのにも有効です。こちらも途中のコマンド入力で、別のアクションをとれます。敵の動きに合わせて攻撃や"ガード"を使い分けましょう。
【"突進"中コマンド入力で繰り出せる技やアクション】
技・アクション | コマンド |
フィニッシュ突き | "△" or "〇" |
ガード | "R2" |
振り向き攻撃 | "左スティック"下 + "△" |
急停止 | "✕" |
"ランス"のコンボ
"ランス"でとくにオススメのコンボを解説します。
"実質六段突き"で攻める
【コマンド】
"△" → "△" → "△" → "△" → 繰り返し
または "〇" → "〇" → "〇" → "△" → 繰り返し
"中段突き"や"上段突き"3連のあとに"三段突き"を繰り出し、"実質六段突き"にするコンボです。難しい操作は不要なので、ひたすら連打しましょう。ちなみに、"三段突き"は途中で"ガード"してキャンセルできます。
"なぎ払い"+"三段突き"で大ダメージ
【コマンド】
"△" or "〇" → "△" + "〇" → "△" or "〇" → △
"ランス"の攻撃のなかでは威力の高い"なぎ払い"を組み込みつつ、最終的に"三段突き"を繰り出すコンボ。"なぎ払い"は攻撃モーションが大きめでスキがあるので、防御に転じたほうがよいと判断したら途中で"ガード"や"溜めカウンター"に変えましょう。