
重要なポイント
"N.I.A"は、より評価値の高いアイドルを育成できる新モード。"アノマリー"アイドルで"N.I.A"のTrue Endに到達するためには、強気型・全力型それぞれのパターンで攻略の鍵となるキーカードをメモリーとして持ち込み、効果的に運用することが重要となります。
『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)の"プロデュース"パートにおける新シナリオ(モード)の"N.I.A"。"N.I.A"は、初期シナリオの"定期公演「初」"と比べて非常に高難度なぶん、より評価値の高いアイドルを育成可能です。
ここではプランが"アノマリー"のアイドルにおいて、"N.I.A"のTrue Endを達成するためにオススメのスキルカードと、基本的なデッキ構築方針、およびオーディションでの戦略や立ち回りについて解説します。
なお、"アノマリー"アイドルには、アイドルごとに固有に設定されている"おすすめ効果"が"強気"と"全力"の場合の2パターンが存在し、それぞれのパターンで採るべき戦略が大きく異なります。
この記事内では、"おすすめ効果"が"強気"のアイドルを強気型、"全力"のアイドルを全力型と呼び、それぞれの攻略法を順にお届けします。
強気型アイドルにおける"N.I.A"攻略
強気型:攻略の軸となるおすすめスキルカード
プロデュースでは、毎回、メモリーとしてスキルカードを4枚まで確実に持ち込むことが可能です。
強気型のアイドルで"N.I.A"を攻略する場合、メモリーとして持ち込みたいスキルカード(≒攻略の軸となる優秀なスキルカード)は、【総合芸術】、【アイドルになります】、【全身全霊】、【頂点へ】の4種が挙げられます。
①総合芸術
"指針"を変更するたびに本カード使用時の獲得パラメーター(スコア)が上昇する効果を持つため、"アノマリー"のスキルカードのなかではトップクラスの性能を誇る火力源カードです。
また"レッスン中1回"の使用回数制限がないので、強気型では本カードをくり返し使用してスコアを稼ぐ戦略が強力となっています。
②アイドルになります
永続で、手札のスキルカードのスコア上昇回数を1回ぶん上昇するという、極めて強力な効果を持つカードです。たとえば、スコア獲得量が15のカードなら、本カードの効果により15×2=30スコアを獲得できるようになります。
さらに"スキルカード使用数追加+1"の効果を持つことから、本カードを使用後にさらにもう1枚カードを使用可能です。
なお、使用の際には全力値を消費するため、本カードを活用する場合は強気型であっても全力値を稼ぐ手段を最低限用意しておく必要があります。
③全身全霊
本カードを使用した直後、2枚目・3枚目に使用したカードの消費体力を0にする効果があります。くり返し使用することを狙いたい【総合芸術】に本カードの効果を使用すれば、消費体力の節約につながり最終盤まで安定してスコア稼ぎが可能となります。
またスキルカードを3枚引けるうえに、"スキルカード使用数追加+1"(強化済みの場合は+2)の効果を持つことから、山札の枚数を減らして強力なカードを引きやすくする用途(山札の圧縮)にも役立ちます。
④頂点へ
本カードを使用すると、以降のターン永続で、すべてのスキルカードのスコア獲得量が増加します。シンプルな効果ながらスコア稼ぎの効率を大幅に高めてくれるので、ぜひデッキに加えておきたいカードです。
ただし使用時の消費体力が多めであり、"スキルカード使用数追加+1"の効果を持たないので、体力不足を招く可能性がある&山札の圧縮を少なからず阻害してしまうデメリットもあります。立ち回りが安定しない場合は、体力不足の抑制&山札の圧縮に役立つ【仕切り直し】や【アイドル魂】などを代わりに持ち込んでみるのもひとつの手です。
強気型:"N.I.A"におけるデッキ構築方針
①基本的に"レッスン中1回"のスキルカードを取得
本記事で挙げたおすすめスキルカードを軸に"N.I.A"を攻略する場合、【全身全霊】、【頂点へ】を使用後に、【アイドルになります】の効果を適用した【総合芸術】をくり返し使用することで効率的なスコア稼ぎが可能です。
序盤~中盤にかけて山札の残り枚数を減らしていくことで上記の理想的な立ち回りを再現しやすくなるので、デッキに加えるカードは可能な限り"レッスン中1回"の記載があるものを選びましょう。
また"アノマリー"のアイドルは、指針を"温存"→"強気"へと変化させた際に"スキルカード使用数追加+1"の効果を獲得できるため、強気型の場合は"温存"→"強気"→"温存"……のサイクルを狙っていくことが重要となります。"温存"効果のあるカードと、"強気"効果のあるカードの枚数が、6:4(温存:強気)程度のバランスになるよう取得していくことがオススメです。
加えて、強気型の場合は"全力"状態に突入してしまうと、つぎのターン開始時に指針がなにもない状態になってしまい、サイクルが崩れることにつながります。デッキ内のカードにおける全力値の獲得効果を、合計で9以下に抑えるよう調整しておければベストです。
②【イメージの基本】を確保する
今回解説する攻略法は、山札を圧縮することで最終的に【総合芸術】と【イメージの基本】の2枚ないし3枚が残っている状況をつくったうえで、【総合芸術】→【イメージの基本】とくり返し使用することにより効率的にスコアを稼ぐ戦略となっています。
山札を圧縮するために、基本カード(開始時に山札に入っている【〇〇の基本】)はプロデュース中に選択肢である"おでかけ"にて変化・削除していく必要がありますが、その際に【イメージの基本】が最低1枚は残るように調整しましょう。
プロデュース中に【イメージの基本】が0枚になってしまった場合は、"温存"効果のあるカードの獲得数を増やしたり、"温存"効果のあるPドリンク(ほうじ茶、ほっと緑茶)を優先的に取得したりすることである程度は対応可能です。
③【輝け!】は出現したら優先的に取得する
【輝け!】は、強化したうえで"特別指導"によりカスタマイズすると、"レッスン中1回"の制限を削除することが可能です(40P消費)。使用回数制限を解除できれば【イメージの基本】と同様の、何度でも使える"温存"効果のあるカードとして活用でき、かつ【イメージの基本】とは違って"おでかけ"による削除対象にもならないため、攻略の安定感を引き上げてくれます。
さらに強化&カスタマイズ済みの【輝け!】は、強気型のみならず全力型でも攻略の軸となる強力なカードとして活用できるため、メモリー化を狙うためにも優先的に取得しましょう。
強気型:最終オーディション"FINALE"における理想的な立ち回り
ここまでの解説をまとめると、強気型のアイドルで"N.I.A"のオーディションを攻略する場合の、理想的な立ち回りは以下のようになります。
- "温存"→"強気"→"温存"……のサイクルでカードを消費し山札の枚数を減らす
- 【頂点へ】を早めに使用&【アイドルになります】と【総合芸術】を同ターンに使用
- 【総合芸術】→【イメージの基本】をくり返し使用
実際のオーディションの流れに沿って具体的に解説すると、まず開幕~中盤(残り6ターン前後まで)にかけては、"レッスン中1回"のカードをどんどん使用して山札の枚数を減らしていきます。その際、"温存"→"強気"→"温存"……の順に指針を変更することで、カードの使用回数を増やすことが可能です。
最初のターンに"温存"状態に入り、以降のターンは"強気"カード→(カード使用回数+1)→"温存"カード→ターン終了のサイクルをくり返す動きが理想となります。
山札の枚数が減れば減るほど、【頂点へ】を引ける確率が高まります。早いタイミングで使用できたぶんだけ恩恵が高まるので、【頂点へ】は引けたらすぐに使用しましょう。また、【アイドルになります】と【総合芸術】が同時に引けたターンは、【アイドルになります】を先に使用して【総合芸術】のスコア上昇回数を増やしておきましょう。
また【全身全霊】を引けたターンは、山札の残りカード数と内容を確認して【アイドルになります】と【総合芸術】を同時に引ける可能性がないかチェックするべきです。
上記の行動を済ませたうえで、残り5ターン前後の時点の山札内のカードが【総合芸術】、【イメージの基本】、【任意のカード】の3枚のみになっている状況が最終的な理想形となります。
以後のターンは【総合芸術】→【イメージの基本】→SKIPの順にカードを使用する動きをくり返すことで、【頂点へ】のスコア上昇効果も加わり高スコアを稼げます。
強気型での"N.I.A"攻略が安定しないときは……?
強気型のアイドルは毎ターンコンスタントにスコアを稼ぐことができるため、"N.I.A"のシステムとは比較的相性が良いと言えます。ただし、"強気"効果のカードと"温存"効果のカードの枚数のバランスが悪いとサイクルをうまく回せず、山札の圧縮が進まないうえにスコアも伸ばしづらくなるので、取得するバランスには注意しましょう。
また強気型は基本的に"全力"状態に突入しないよう立ち回るため、"保留"効果は実質的なカード除外手段として活用できます。山札の圧縮がうまくいかない場合は、"保留"を活用してみるのもオススメです。
理想的なデッキ構築&立ち回りが再現できたうえで、なお1位を達成できない場合は、最終オーディションにいたるまでのアイドルのパラメーター(ステータス)成長度が足りていない可能性が高いです。プロデュース中のスケジュールの選びかたや、スキルカード編成を見直してみましょう。
全力型アイドルにおける"N.I.A"攻略
全力型:攻略の軸となるおすすめスキルカード
全力型のアイドルで"N.I.A"を攻略する場合、メモリーとして持ち込みたいスキルカード(≒攻略の軸となる優秀なスキルカード)は、【輝け!】、【積み重ね】、【アイドルになります】、【頂点へ】の3種が挙げられます。残り1枠は自由枠とし、あわせて下記で解説します。
①輝け!
使用時に全力値を獲得できるうえ、"全力"状態時にはスコアを大量に獲得できるようになる効果を持つことから、全力型においてトップクラスの性能を誇る火力源カードです。
また本カードを使用したつぎのターン"温存"状態に入るという、非常に強力な効果も兼ね備えています。"全力"中は指針変更ができず、"全力"になったつぎのターンは指針がなにもない状態となってしまいますが、本カードを"全力"中に使用することで"全力"→"温存"→"全力"……のサイクルを狙うことが可能となります。
カスタマイズすることで"レッスン中1回"の使用回数制限を削除できるため、この攻略では本カードをプロデュース中に"特別指導"でカスタマイズすることを狙います(カスタマイズ済みのカードをメモリーとして持ち込むことができればベスト)。
②積み重ね
使用時に全力値を獲得でき、"温存"時に使用した場合は本カードが"保留"に移動する効果が発動します。"保留"のカードは"全力"状態になったターンに手札に追加されるので、本カードを"温存"時に使えばつぎの"全力"状態のタイミングで確実に使用することができます。
さらに"全力"状態で本カードを使用するとスコアを獲得できるようになる効果があるので、スコア稼ぎにも貢献してくれる便利なカードです。また全力値+2される点が【輝け!】と噛み合っており、"全力"→"温存"→"全力"……のサイクルを狙いやすくなるため、この攻略では本カードを採用しています。
なお、全力値を10溜めたターンに【輝け!】を使用した場合、つぎのターンは必ず"全力"に突入します(※"全力"は"温存"や"強化"よりも優先されるため)。
③アイドルになります
永続で、手札の火力源カードのスコア上昇回数を1回ぶん上昇する、極めて強力な効果を持つカードです。たとえば、スコア獲得量が15のカードなら、本カードの効果により15×2=30スコア獲得できるようになります。
【輝け!】や【積み重ね】といったくり返し使用する想定のカードに本カードの効果を使用することで、スコア獲得効率が大幅に高まります。
④頂点へ
本カードを使用すると、以降のターン永続で、すべてのスキルカードのスコア獲得量が増加します。シンプルな効果ながらスコア稼ぎの効率を大幅に高めてくれるので、全力型の場合もぜひデッキに加えておきたいカードです。
前述の通り、体力不足や山札の圧縮効率が気になる場合は、【仕切り直し】や【アイドル魂】などを代わりに持ち込んでみましょう。
全力型:"N.I.A"におけるデッキ構築方針
①基本的に"レッスン中1回"のスキルカードを取得
本記事で挙げたおすすめスキルカードを軸に"N.I.A"を攻略する場合、【頂点へ】と【アイドルになります】を使用したうえで、全力値を溜め、最終的に【輝け!】と【積み重ね】をくり返し使用することで効率的なスコア稼ぎが可能です。
序盤~中盤にかけて山札の残り枚数を減らしていくことで上記の理想的な立ち回りを再現しやすくなるので、デッキに加えるカードは可能な限り"レッスン中1回"の記載があるものを選びましょう。
なお、【〇〇の基本】等のデフォルトでデッキに入っているカードは、プロデュース中の選択肢である"営業"にて、削除あるいは変化を狙いましょう。
②【輝け!】の強化&カスタマイズを最優先する
【輝け!】はカスタマイズしない限り"レッスン中1回"の使用回数制限が存在するので、火力源としての役割が期待できなくなってしまいます。
強化済み&カスタマイズ済みの【輝け!】をメモリーとして持ち込むことがベストですが、未強化のものしかメモリーにない場合は、プロデュース22週目の選択肢で"相談"を選び強化を済ませ、26週の選択肢で"特別指導"を選ぶことでカスタマイズしましょう。
なお、強化には最低100P(1回利用することに125、150、175……と上昇)、"特別指導"での"レッスン中1回"削除には40Pを消費します。
③【心・技・体】や【クライマックス】も余裕があれば取得する
全力型の最終オーディション"FINALE"では、特定の条件を満たすことで発動する"オーディション応援効果"を活用することが重要です。全力型の場合でも"強気"状態に1回以上入ることが求められるので、"強気"効果のあるカードも最低1~2枚は必ず取得しておきましょう。
なかでも"強気"を得つつ全力値を稼げる【心・技・体】や、"強気"を得たうえでつぎのターンに"温存"への変更効果も持つ【クライマックス】はとくにオススメです。
基本は全力値稼ぎを優先したいところですが、"温存"→"強気"→"温存"……のサイクルによる山札圧縮の動きは全力型でも有効です。全力値を稼ぎつつ"温存" or "強気"になれるカードを優先的に、バランスよく集めていくと攻略の安定感が上がります。
全力型:最終オーディション"FINALE"における理想的な立ち回り
ここまでの解説をまとめると、全力型のアイドルで"N.I.A"のオーディションを攻略する場合の、理想的な立ち回りは以下のようになります。
- "レッスン中1回"カードを消費し山札の枚数を減らす
- 4ターン目までに全力値を8以上稼いでおく
- 6ターン目までに1回以上"強気"になっておく
- 10ターン目までに2回以上"全力"になっておく
- 終盤に【輝け!】と【積み重ね】をくり返し使用
実際のオーディションの流れに沿って具体的に解説すると、まず開幕~中盤(残り6ターン前後まで)にかけては、"レッスン中1回"のカードをどんどん使用して山札の枚数を減らしていきます。その際は可能な限り全力値を稼いでおきましょう。
また6ターン目までに任意のタイミングで"強気"になっておくと、"オーディション応援効果"によりスキルカードのスコア獲得値が増加するのでスコアを稼ぎやすくなります。
山札の枚数が減れば減るほど、早いタイミングで【頂点へ】を引ける確率が高まるのと同時に、【アイドルになります】と【輝け!】や【積み重ね】を同ターン中に引ける確率が高まります。
スキルカード効果やPドリンクの"ほっと緑茶"を利用し、"温存"に【アイドルになります】と【輝け!】を送っておく動きも有効です。ただし、すでに"保留"に2枚のカードがある状態で3枚目のカードを移動させると、1枚目のカードが押し出されて山札に戻されてしまうので注意しましょう。
最終的に残り6ターン前後の時点で山札内のカードが【輝け!】、【積み重ね】、【任意のカード】の3枚のみになっている状況が理想形となります。"全力"中に【輝け!】と【積み重ね】を使用→つぎのターンに"温存"状態で【輝け!】を使用という動きをくり返すことで、"全力"のターンと"温存"のターンに交互に入ることができ、高スコアを稼げます。
全力型での"N.I.A"攻略が安定しないときは……?
"N.I.A"の各オーディションでは、ボーカル・ダンス・ビジュアルの各ターンでそれぞれ一定量のスコアを稼いでおくことで、アイドルのパラメーター(ステータス)とファン獲得数にボーナスが付与されます。全力型のアイドルは、全力値を溜めきるまでに手数が必要であり、"全力"中に一気にスコアを稼ぐ戦略が求められることから"N.I.A"のシステムとは比較的相性が悪いと言えます。
とくに【輝け!】をメモリー化できていない場合や、【輝け!】の強化&カスタマイズを最終オーディションまでに済ませられなかった場合はスコアをコンスタントに稼ぐことがより難しくなるため、【翔び立て!】の爆発力に期待してみるのもひとつの手です。
【翔び立て!】は全力値の増加ぶんに応じてスコア獲得量が上昇する効果を持つため、本カードを火力源に採用する際は、終盤にかけて可能な限り全力値を稼いだうえで最終1ターン目に"全力"状態に突入し、【翔び立て!】を使用することで高スコアを稼げます。
カードの獲得運や手札運に左右される面は多分にありますが、くり返しプレイしたぶんだけ攻略に有用なスキルカードを備えたメモリーが獲得できる可能性も増していくので、めげずに何度も挑戦してみましょう。