【TIGS 2025】誰でも知ってるエアホッケーが激熱に!? 『Skill Hockey』は"コマンド技"をプラスしたハイスピードスポーツ

TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025出展作品のプレイレポート

ライター /

重要なポイント

2025年3月8日(土)~9日(日)にかけて、吉祥寺・武蔵野公会堂で開催されたインディーゲームイベント、"TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025"(以下、TIGS 2025)。そのイベントに出展された『Skill Hockey』のプレイレポート。誰でも知ってる"エアホッケー"にコマンド技をプラスして、さらにエキサイティングな駆け引きを実現しています!

台のうえを滑る円盤(パック)をスマッシャー(マレット)で打ち合う"エアホッケー"。ルールは単純明快で、誰でもすぐにプレイできる手軽さがありながら、俊敏な反射神経と巧みな駆け引きが求められる奥深いゲームです。一度はゲームセンターなどで遊んだことがあると思います。そのスピーディな展開と爽快な打感はクセになり、ついつい熱中してしまう魅力を持っています。

海外ではエアホッケーがひとつのスポーツジャンルとして確立されている国もあり、上級プレイヤーがしのぎを削る世界もあるようですが、日本においてエアホッケーはおもに"アミューズメント施設などで楽しむちょっとした遊び"として認識されているのが実情ではないでしょうか。

そんなエアホッケーにビデオゲームならではの"コマンド技"という要素をプラスして、さらにエキサイティングなスポーツにに仕上げたゲームがあります。それがBogosor Studioが発売を予定している『Skill Hockey』です。

誰もが知ってるエアホッケーにコマンド技をプラス

本作の基本ルールは、みなさんご存知のエアホッケーとほぼ同じ。プレイヤーはスマッシャーを操作してパックを弾き、フィールドの向かい側正面にある相手のゴールに叩き込むことを目指します。マウスで直感的に操作できるため、誰でも遊べるシンプルさを保っていますが、新たな要素として"スキル(コマンド技)"が追加されている点が特徴です。

画面左側には、キャラクターごとのスキルが表示されており、パックに触れた瞬間に特定のコマンドを入力することで有効に。その後もう一度パックに触れることで発動し、パックを分身させたり、自分のゴールに一定時間入らないようにしたりと、試合の流れを左右して相手を混乱させるユニークな技が繰り出せるため、エアホッケーの戦略性をさらに一段上に高めています。

『スキルホッケー』のスクリーンショット。ホッケー台の横にキャラクターのイラストがあり、その上に「↑↑↑」などのコマンドが書かれている。

しかし、スキルを発動するにはタイミングが重要。高速で移動するパックに的確に触れたあと、相手が打ち返してくるまでのわずかな時間内にコマンド入力をしなければならないので、とても焦らされます。強い技ほど長く複雑なコマンドを入力する必要があり、余計にコマンドを入力してもNGなので、エアホッケーの持つスピード感と、格闘ゲームの技コマンドのように急いで入力しなければならない……という焦りが融合し、新たなプレイ感が生み出されています。

CPU戦でも歯ごたえあり!対人戦実装にも期待

『Skill Hockey』のプレイ画面。WASDキーでコマンドを入力している。

イベントの試遊では、CPUとの対戦が可能でしたが、単なる練習用AIというわけではなく、しっかりと手ごたえのある強敵だったため、筆者はあたふたしているうちに敗北……。スキルの活用次第で戦況が一変するため、ただ反射神経に頼るのではなく、どのタイミングでどの技を使うかといった戦略が求められます。

慣れるまではパックを弾き返すだけで手一杯ですが、それでもCPUは容赦なくパックを打ち返してきます。CPU相手に遊んでも白熱するのは非常に好感触ですね。スキルを使うタイミングによっては大した効果が出せないこともありますが、反対にうまいタイミングで使えば相手を確実に負かすこともできる。そんな戦局を見極める判断力が重要です。

なお今回の試遊では体験できませんでしたが、対人マルチプレイも実装予定。CPU戦ももちろん面白いのですが、やはり人と人との戦いになると戦略の競い合いはもっと大幅に向上しそう。ぜひ仲の良いフレンドと遊んでみたいですね。

キャラクターがかわいい! ミステリアスなお姉さんも実装予定?

本作の魅力のひとつとして、ポップで可愛らしいデザインのプレイアブルキャラクターも挙げられます。猫耳のような帽子を被った男の子"LEO"や、かわいいツインテやルーズソックスにセクシーな紫色のスカートや下着の対比が萌える"ANNA"などが使用できたほか、鍵(ロック)がかけられた枠にはミステリアスな雰囲気を漂わせるお兄さん・お姉さんらしきキャラの姿が……。他にも4枠あるため、さらなるキャラの登場に期待です。

余談ですが、上の画面写真が何やら色味の雰囲気が良いことに気づいたかたはいらっしゃいますでしょうか。じつは、本作の展示ブースは'80年代にゲームセンターで見られたようなアーケードのアップライト筐体を模したような作りになっていました。ピンクとブルーのライトもサイバーで大人な雰囲気を演出しています。他のブースは長机の上にPCやフライヤー、グッズなどを設置しているところがほとんどでしたが、アーケード筐体として佇む本作のブースは会場内でもひときわ目立っていました。

本ブースを見た来場者は立ち止まって眺めている人も多く、かつてのゲームセンターを思い出して懐かしがる人もいれば、新鮮な目で興味を示す若いプレイヤーまで、とにかく目を惹く素敵なブースでした。ゲーム内容もすぐに理解しやすいため、本当のアーケードゲームのように楽しめるのも本作の魅力といえるかもしれません。

昨今は"Indiepocalypse"(インディポカリプス)なんて言葉も囁かれるほど非常に多くのインディーゲームがリリースされ、ただ出すだけでは埋もれてしまう戦国時代。こうしたインディーゲームイベントにも、見尽くせないほど大量のタイトルが集います。そんななか、こうした特徴的なブースブースで目立たせるという手法は来場者の興味を惹き付けやすく、タイトルを覚えてもらうことに一役買っているのではないでしょうか。

『スキルホッケー』の展示ブース。アーケードのアップライト筐体を模している。

©PINION/©Bogosor Studio

『Skill Hockey』は、PC(Steam)向けに配信予定。Steamストアページではイベントで出展されていたバージョンと同バージョンのデモが配信されており、"LEO"と"ANNA"のふたりを使って本作の駆け引きを体験することが可能です。気になったかたはぜひチェックしてみてください。

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