HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ ...』 (以下、『ドラクエ3リメイク』)は、多くのゲーマーに愛されるクラシックRPGを現代風に再構築した作品です。懐かしさを感じさせる要素と、最新のビジュアルやゲームプレイが融合しており、長年のファンにも新規プレイヤーにも楽しめる内容になっています。
しかし、むかしながらのゲームシステムと新しい機能の組み合わせは、ときに挑戦をもたらすこともあります。また、『ドラゴンクエスト』シリーズを初めてプレイする人にとっては、もしかしたら一部わかりにくく感じる要素もあるかもしれません。
本記事では、冒険をスムーズに進め、パーティーを成功に導くためのヒントをご紹介します。
僧侶と魔法使いを入れて始めよう
『ドラクエ3リメイク』でバランスの取れたパーティーを作りたいなら、僧侶と魔法使いを入れるのがおすすめです。僧侶は回復を担当し、魔法使いは攻撃魔法でしっかりとダメージを与えます。
パーティーの残りの1枠には、戦闘後にアイテムを多く入手できる盗賊や、高い物理攻撃力を持つ武闘家を加えるのも良い選択です。プレイスタイルに応じて選んでみてください。
ゲーム序盤に、アリアハンにある"ルイーダの酒場"に行き、パーティーを編成して冒険の成功に備えましょう。
ステータスの"たね"の使い方を慎重に選ぼう
"ちからのたね"や"すばやさのたね"など、キャラクターのステータスが上昇する"たね"をすべて勇者に使うのは避けましょう。つねに勇者はにパーティーにいるため、一見良いアイデアに思えるかもしれませんが、"たね"を分散して使う方が賢明です。
たとえば、"かしこさのたね"は魔法使いや僧侶などの魔法を使うキャラクターに、"ちからのたね"は戦士など物理攻撃が得意なキャラクターに使うと効果的です。キャラクターの弱点を補おうとするよりも、もともと得意な分野をさらに強化する方が価値があります。
こうすることで、パーティー全体がよりバランス良くなり、より難しい戦闘にも対応できるようになります。
周囲を探索してお宝を見つけよう
お宝はいたるところに隠されています。探索中は、壺や樽、タンスなどのオブジェクトを注意深く調べてみましょう。何かがある場所には「調べる」アイコンが出るはずです。パターンに気づき始めると、どれを調べるべきか分かるようになり、時間を節約できます。
目を引くものがあれば要チェックです。たいてい何か役立つアイテムが隠されています。新しいエリアでは時間をかけて、できるだけ多くの装備やアイテムを手に入れましょう。
きっと後で自分に感謝するはずです。
世界地図で異なる地形を探索しよう
世界地図(およびミニマップ)上で目立つ場所を探索すると、貴重な発見につながることがあります。森や山、孤立した建物などのランドマークに注目してください。それらの場所にはお宝や特別なロケーション、新しいクエストが隠されていることがよくあります。
こうしたエリアを探索することで、レアアイテムや冒険を楽にする手がかりを得られることがあります。何か気になる場所や周囲と違う地形を見つけたら、無視せずに調べてみましょう。旅を大いに助ける報酬が見つかるかもしれません。なお、広大な世界を旅するには、"キメラのつばさ"や、呪文"ルーラ"といったファストトラベルが便利です。
全員に話しかけよう!
『ドラクエ3リメイク』のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)は、有益な情報の宝庫です。彼らはヒントを教えてくれたり、隠し通路を教えてくれたり、アイテムの場所を指摘してくれたり、さらにはサイドクエストを与えてくれることもあります。
一部のNPCは、ストーリーを進めるうえで重要な情報や背景知識を教えてくれることもあります。とくに新しい町に訪れたときや、大きなイベントの後には、全員に話しかける習慣をつけましょう。必要な手がかりを持っている人物がいるかもしれません!
また町にある教会を訪れれば、これまでの冒険をセーブすることもできます。
昼夜どちらの時間帯も探索しよう
『ドラクエ3リメイク』の世界は、時間帯によって変化します。夜になるとエンカウント(敵との遭遇)率が上がり、敵が強くなる傾向があります。また、NPCの行動も変わり、特定の時間にしか現れないキャラクターや、特別なセリフを話すキャラクターもいます。
さらに、特定の時間帯にしか発生しないクエストやショップ、イベントもあるため、昼夜どちらも探索するのがおすすめです。特定の時間帯にしか行動しないと、面白い発見を見逃してしまうかもしれません。
ちいさなメダルを集めよう
ちいさなメダルは、井戸、本棚、樽などに隠されていることがあるので、探索中にしっかりと調べてみましょう。
メダルを集めると、複数の敵を同時に攻撃できる"いばらのムチ"などのレアな装備と交換することができます。
夜になるとモンスターが強くなる
夜はエンカウント率が上がり、より強力な敵と遭遇することになります。
長い旅に出る場合やダンジョンを探索する際は、宿屋で休んだり、夜明けまで待ってから出発する方が安全です。これにより、不必要なリスクを避け、パーティーのリソースを節約することができます。
また、"せいすい"を使えば、低レベルの敵とのランダムエンカウントを回避することも可能です。
"思い出す"機能を活用して重要な情報を記憶しよう
"思い出す"機能は、人々が教えてくれた重要な情報を管理するのに非常に便利です。これを使えば、会話を振り返ったり、鍵付きの宝箱や扉、まだ探索していないエリアなどの情報をメモとして確認することができます。
すべてを自分で覚えたり、ペンでメモを取ったりする代わりに、この機能を使えばゲーム内で情報を整理しておけます。
この機能は、他のRPGやメトロイドヴァニア系ゲームにもぜひ欲しいものです。進行状況を把握しつつ、重要な要素を見逃さない素晴らしい方法です。